私たちはウェザーバケットの開発を通して、たくさんの農家の方々と出会い、そして貴重なお話を聞かせて頂きました。
炎天下の畑で、自分の営農方法やこれからの日本の農業の行く末を熱く語る青年農家のお兄さん、展示会場にいらっしゃった、日に焼けたお父さん、お母さん、そしてウェザーバケット評価のために快く圃場を提供してくださった全国各地の皆さんのご意見を聞くうちに、日本の農業の実情の一端を知り、これからの農業の未来をIT技術で応援したいと強く願うようになりました。
しかし、私たちには一つの課題がありました。
「私たちが得意とするIT技術はどこまで、実際の農家の方々の役に立つのだろうか?」
「そもそも農業をやったこともなく、農業に関するノウハウがない私たちが本当に役に立つ装置やシステムを継続的に開発し続けられるのだろうか?」
ウェザーバケットを事業として展開していく真の目的を感じ取るために!
ウェザーバケットを末永く愛される商品として育てあげるために!
そんな気持ちから私たちは、自然に畑に出て行きたいと思い、近郊の市民農園を借りることにしました。市民農園には函館市役所様に特別のご許可を頂き、隣にウェザーバケットを設置させて頂きました。
ここで私たちは、自分たちでも楽しみながら、農業体験を通して、ウェザーバケットの将来を見極めていきたいと考えています。
農業に関してはまったくの素人集団ですので、お恥ずかしい限りの作業風景ですが、私たちの取り組みを応援して頂けたら幸いに存じます。
ウェザーバケットとくわトール倶楽部をよろしくお願い致します。
柳原
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