TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.56  2004.1

この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1201 大野町市渡176番地  吉田幸二 宛です。

60 ◎元気ふりまき人間・・・自慢じゃないが女だよ 「2003・12・27」

  父が他界したのは昭和58年、脳軟化症で倒れ・16年間車椅子の生活だった。仕事柄父の最期を看取ることがかなわず。母は父が亡くなると同時に、骨折をきっかけに寝たきり・そした痴呆。母を慕い、とこへでも車椅子を押して母を連れて行ってくれた人と結婚。式には出席できなかったが喜んでくれた。しかし4ケ月後に他界。故郷の熊本に帰ることなく東京でなくなった両親のために、熊本市に老人ケアハウス「水清庵」を建てた。自分たちには子供がいない。私産を残す必要はない。「人生プラスマイナスゼロで終わりたい」。デビュー40周年の水前寺清子さんが紅白歌合戦に出ないのは寂しいねえ。NHK紅白歌合戦は、昭和40年・「涙を抱いた渡り鳥」で初出場以来・連続22回出場。紅組司会を4回。昭和35年にデビュー、以来11曲吹き込むも、全てお蔵入り、という辛いことも。昭和44年の・「365歩のマーチ」は甲子園入場曲に。昭和45年のテレビドラマ・「ありがとう」は、視聴率がなんと50%を超えました。除夜の鐘を聞きながら・「涙を抱いた渡り鳥」 を大きな声で歌い新年を迎えましょうか。「見せてはならない 心の傷を かくす笑顔に 月も輝く 口にゃ出すまい 昔のことは 水に流して はればれと 仰ぐ夜空も 久し振り いいさ 涙を抱いた渡り鳥」。水前寺清子さんは昭和20年生まれ、ということは私の1つ先輩。押し花・園芸・編み物が趣味ということからも、庶民のチータということが・・・・・・・・。


59 ◎イルミネーションを見て・・・だそうよゲンキ 元気 げんき 「2003・12・27」

  となかいさんのそりも走られないクリスマス、サンタさんもプレゼント配り苦労したでしょうね。ようやく雪が降り、ホットしました。役場前のポケットパーク・イルミネーション、輝きが雪化粧とマッチして一段と美しく感じます。この不景気で沈みがちな町民の心を元気づけてくれました。設置してくれた商工関係の皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。


58 ◎ダメッ 目見当・・・しっかり検討を 「2003・12・26」

  23日・新聞に、路線バスがJR高架橋に屋根部分を衝突の記事が。人ごとではないと思い読みました。私が公民館に勤務していた時、ある温泉のバスが車寄せにガツンと衝突、修理に数百万円。人間の目見当がいかに危険かを思い知らされました。この教訓、火葬場の車寄せの糧となりました。「目見当」 お互い注意ですよ。


57 ◎サービス過剰では・・・機内の客扱い 「2003・12・26」

  飛行機の中で弁当を食べる人、増えているんですって。いつも思うのは、列車では弁当や飲み物を売りに来ますよね。ところが飛行機は・飲み物サービス。飲み物は飲みたい人が買って飲めばいいのに、と。サービス押さえて料金値下げ、この方がいいなあ。


56 ◎平成枯れすすき・・・今の世相にもマツチ 「2003・12・25」

  昭和50年・演歌にハーモニーをつけ新しい唱法で歌ったのが、さくらと一郎。曲名は 「昭和枯れすすき」。テレビドラマ「時間ですよ」の挿入歌として120万枚の大ヒット、覚えていますよね。この「昭和かれすすき」、何となく今の世相に通じるものがあると思いませんか。「貧しさに負けた いえ世間に負けた この街も追われた いっそきれいに死のうか 力の限り 生きたから 未練などないわ 花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき」。一日も早く景気が回復し、国民が笑顔で安心して働き生活できるようになってほしいですね。


55 ◎長い秋のトンネルを抜け・・・冬はいつ来る 「2003・12・25」

  まもなく年末の31日を迎えるというのに、雪さんはどうしたんでしょうね。車を運転するには楽チンですが、降るものが降らないということは・・・・・心配ですね。先日・あいさつをされて感服、「長い秋が続きますねえ」と。私には強烈な皮肉に聞こえたなあ。


54 ◎来年は申年(さるとし)・・・「赤年(あかどし)」が正しいのかも? 「2003・12・24」

  ことわざに 「猿の尻は真っ赤」(ごく当たり前のこと)というのがあります。猿の尻にちなんでなのでしょうか、赤い下着がバカ売れになりそうだという。赤を着ると血行がよくなるという結構な理由も。イタリアでは、赤い下着を着ると無病息災、中国では魔よけの風習も。やる気も出るという赤い下着、あなたは「パンツ」それとも「猿股」・・・・・・。ただ、ことわざの 「猿は絹を着ても猿」 をお忘れなく。楽しみと笑いいっぱいのよい年になりそうですね。


53 ◎小さな体で頑強・・・昔のおとしよりのようには無ー理 「2003・12・24」

  北海道新聞に、少子化社会の行方は・というタイトルで読者の声が。函館市の主婦の意見、「無理に産んでも不幸」。「お金がなくても伸び伸びと子供を育てられた昔と違い・・・・・・。無理に産んでも思うようにいかず・・・・・・。という内容。私が葬儀に出席して親族紹介で感心させられることがある。90代の大先輩の場合、子供が10人前後の多産が結構多いことです。」 母親はちっちゃな体なのに。食糧も不自由な時代によく産み・育てたもんだと。投書された方の意見、残念だが・現代にあてはまるものだなあ。


52 ◎北ぐにの生活・・・あなたはどう暮らしてきましたか 「2003・12・23」

  「ぼくは下着をたくさん持っているが、きれい好きというのではない。下着に気を使う男には愛人がいると言われるが、ぼくの場合は体力、金力とももうその圏内からはじき飛ばされてしまった。何よりもぼくは下着に気を使うのではなく、単に枚数を持っているというだけだ。」 これは 小檜山博 さんの「北ぐにの人生」のひとこま。自らの生い立ち、文学について、酒・肴のこと、人の生き方など105のエッセイ、中央公民館・図書室で。


51 ◎東京は北海道人の時節・・・軽装でもへっちゃらだい 「2003・12・23」

  夏の東京。私はワイシャツ姿でも汗だく。しかし、地元の人は背広を着てネクタイをビシッと決めて涼しい顔。冬は私たちの世界。先日上京した日は寒かった。でも北海道に住む私にとっては、背広姿でも暑く感じる。しかし、東京の人は、コートをしっかり着てマフラーでガッチリ防備。


50 ◎トランプのババを手にしないよう・・・年末定番の悪事 「2003・12・22」

  東京で、電車のキップを買うため自動販売機に500円投入。何回入れても 「チャリン」といって返却される。こういう経験ありませんか。ヒョットしたらニセ500円硬貨??。この頃・1万円札のニセ物が出回っているようですね。埼玉県のスーパーで3枚。福岡県では自動販売機から500枚以上。


49 ◎スズメの学校にはいなかったなあ・・・白いスズメ 「2003・12・22」

  江差町に住む恩師を訪問。スズメに餌を与えているので、たくさんのスズメも集まりいっしょに歓迎してくれた。この頃白いスズメが増えたという。頭だけ白いスズメ。羽根以外は全部白いスズメ。見かけたことありますか、環境の変化が原因でしょうか。ここで桂銀淑さんの 「すずめの涙」 歌いましょうか。「もし・・・・今度生まれてくるなら 孔雀よりすずめ 口紅も香水もつけないで 誰かと暮らすわ 色づいた夢をみるよりも ささやかでもいいの あたしだけ飛べる青空を 持ってる人ならば」。


48 ◎衰え知らず・だまされないでよ・・・警察官を名乗る新手詐欺 「2003・12・21」

  茨城県で警察官を名乗る男性から、「あなたの息子が交通事故を起こした。示談金328万円を、という電話・・・・」。78歳の男性がまんまとだましとられました。帯広市でも警察官を名乗る男から 「息子さんが暴力団組長の高級外車に追突・・・・」。ていねいにも 「お母さんごめんね」 という声も聞かされ、まんまと85万円。20日には、札幌でも30万円、おとなり七飯町でも250万円。「オレオレ詐欺」から「警察官詐欺」に・・・・・。だまされないでよ。


47 ◎溶けては積もりを繰り返すと・・・根雪がやってくる 「2003・12・21」

  暖冬。今年の 「根雪」 はいつになるんだろう。12月は雪がないと様にならないですね。大雪であれば 「豊作」 というたとえもあり、チョッピリ心配です。早く雪が積もり、よい正月を迎えたいですね。


46 ◎解消対策・首相自から指示・・・ガマンも限界 「2003・12・20」

  驚きました。ピーク時・1時間当たり・40分以上踏切遮断、「開かずの踏切」が全国で500ケ所あるという国交省の調査結果がでました。55分以上遮断も46ケ所、ということは1時間のうち5分しか・・・・・・。


45 ◎ガンバレ・がんばれ・・・大暴れを期待 「2003・12・20」

  母校の野球部が、来春の甲子園センバツ21世紀枠の推薦校に。あこがれの舞台で大暴れを期待したいね。私の在校中の野球部、レギュラーに大野町の部員が3人いたなあ。ファースト・セカンド・サード。千代台球場によく応援に狩りだされた記憶があります。授業免除、これがうれしかった。

44 ◎住宅バッチシで変化・・・暖房事情 「2003・12・19」

  暖房器具、都会では必要な所だけ温める小型製品が人気だという。びょうぶのように三つ折りできるヒーター型は、薄くて収納が便利・などなど。また、暖かくなったら返品できるレンタル暖房も増えているとか。私の小さい頃は、「薪ストーブ」が主流。大きく割った薪を3本入れ・ガンガン燃やし、ストーブが真っ赤になったことも。とにかく・部屋中暖かかったなあ。

43 ◎この景気ではねえ・・・芸者さんのお座敷 「2003・12・19」

  宴会シーズンたけなわですが、皆さんのお体は大丈夫ですか。私の若い頃は、宴席に芸者さんが・ということもあったなあ。料金は玉代(ぎょくだい)と呼び、「1本半(1時間半)うん万円」 というような記憶がある。花柳界の灯、函館では灯っているのだろうか。

42 ◎「心」だけでカンベンを増加中・・・感謝の「心付け」 「2003・12・18」

  外国では、ホテル等での 「チップ」、強制的な場合も多いですね。日本では忘年会シーズンになれば、一種のチップ 「心付け」 のシーンが多くなりますよね。「感謝の気持ち」 「余分なことをたのんだ」 「無理を言った」・・・・・・。この 「心付け」も、景気低迷が影響して渋くなっているという。パァーと気前良く出せる景気に早く戻ってほしいねえ。

41 ◎今を熱くシャープにレポート・・・電子の速度で読もう 「2003・12・18」

  涙よりクールに、電子の速度でストリートを駆けよう。直木賞作家・石田衣良さんの池袋ウエストゲートパーク第4弾「電子の星」。「ネットで火をつけられた元ボーイズのラーメン店」 「通り魔でギャングの息子を失ったジャズタクシー運転手」 など、ストリートの危険な青春を光速の切れ味で描く。中央公民館・図書室で一読を。

40 ◎離婚・待てッ・・・答えを出すのは早い 「2003・12・17」

  定年後1年間悩んでいますという投書。夫は趣味もなく、テレビを見たり昼寝をしたりばかり。何に対してもやる気なし。私は苦痛ですというもの。あなたはこの現実どう考えますか?。道案内人の回答は、ずっと働き続けて心身疲労状態、デレッとしているのが至福なのかも。「夫」はゴロ寝で家、「妻」は趣味で外出。これも幸せの一つでは。

39 ◎新語・・・パワハラ 「2003・12・17」

  セクハラならぬ 「パワハラ」、知ってますか。簡単にいえば 「上司が部下をいじめること」 だという。リストラの手法としての嫌がらせにも、パワハラが。実態はつかめていないというが、これが原因の自殺者も多いと聞く。恐いですね。

38 ◎掃除の手伝い面白かった・・・箒草・柄の部分を束ねた箒 「2003・12・15」

  我が家に少し前まではあった 「箒(ほうき)」 がなくなった。母が箒草を植え、乾燥させて作った箒、ついに掃き減ってしまったのでしょう。箒草の箒は、しなりが強く・石ころも難なく片付けられた。箒で石ころ飛ばしもよくやったなあ。箒草を植えている家は、ほとんど見かけない。昔のよいものが少しづつ消えていく寂しさを感じませんか。

37 ◎31人の剣士たち・・・人間形成バッチシ 「2003・12・15」

  大野町少年剣道大会に招待されました。指導者不足が悩みの剣道ですが、幸いにも我が町は。高齢ですが、かくしゃくとした菅原泰行8段が教える剣道は素晴らしい。子供たちのあいさつ・礼儀・声の出し方・・・・・・全てが大人にも通じた教訓です。「礼節をとうとび」「信義を重んじ」「誠を尽くして」自己修養に努める、とてもたい大切なことを教えてくれる。

36 ◎サンタからの贈り物・・・600円函館夢BENTO(弁当) 「2003・12・14」

  「地域でとれたものを地域で味わうという喜び」 を伝えよう、と企画された弁当が評判だ。12/5〜25日の期間限定品。ご飯は・ふっくりんこ。たらこと昆布のスパゲティ。ホタテ貝柱のカレー。ターメリックライス(はちみつとウコンと米を炊き上げたもの)。イカのセート風。チカのフライ黒コショウ風味海老と長ネギのフライ。SPFポークのマルメロ添え。メークインのサラダブルーチーズ風味。ポタージュ クレシー ブリアドル(ニンジンスープ)。これだけ入って・600円とはお得だね。地元の素材にこだわったこの弁当は、ハセガワストアで販売。

35 ◎焼却場は泣いている・・・心無いゴミちゃんに 「2003・12・14」

  新聞を見てビックリ。八雲町でゴミの中から110万円。埼玉県・行田市ではゴミの中から3100万円。粗末にする人もいるんですね。ところで、パチンコ玉がゴミ焼却施設をストップした記事みましたか。どこの焼却施設でも、心無いゴミで施設が大迷惑しているんです。ビニールの紐・ふとんの中に鉄板など、上磯町にある広域の立派な焼却場も泣いています。

34 ◎冒険と発見の日々・・・昔はみんな子供だった 「2003・12・13」

  誰でも子供の時というのは黄金時代なのである。膝の突き出したズボン。継ぎ当てだらけのシャツを着て走り回ったあの頃。パッチ・ビー玉・せみとり・スズメとり・紙芝居・秘密の隠れ家・・・・・・・。立松和平さんの 「昔はみんな子供だった」 誰もが記憶の中に黄金を埋蔵させている。中央公民館・図書室で読んで子供時代を思い出してみては。

33 ◎歓楽街から新興住宅街まで・・・忘年会バス繁盛 「2003・12・13」

  バブルの頃、札幌ススキノでもあったなあ。鹿児島市営バスが、5日から27日まで 「忘年会対応深夜バス」 を運行するという。親しみをこめ、名づけて イレブンバス。酔うほどに・飲み代金には金の糸目をつけず、帰宅は安い安いイレブンバスとは・・・・・・・。

32 ◎アイデアしてますか・・・万能布の重宝さんを 「2003・12・12」

  私の重宝にしている一つは 「風呂敷」。毎朝書類を包んで家を出ます。どうもカバンは馴染まないんですよ。風呂敷は・読んで字のごとく、お風呂屋さんで脱いだ着物をくるむためのものだという。アイデア次第で大活躍、「枕のカバー代わり」 「シーツ代わり」 「ゴザ代わり」・・・・・・・・。

31 ◎体の発汗調整機能変更・・・大丈夫???? 「2003・12・12」

  東京でタクシーに乗ったら、運転士さんが 「どちらからですか」。「北海道ですよ」。そうしたら 「旭川の自衛隊員・イラク派遣、大変ですね」。てっきり危険地帯に派遣されることへの心配だと思った。しかし少し違ってました。「旭川の寒い地域で訓練している隊員が、灼熱のイラクに体を馴れるが大変でしょう」。

30 ◎感電で4ケ月乳児が重体・・・こんな虐待があるとは・考えられない 「2003・12・11」

  8日 埼玉県・朝霞市で事件は起きた。自宅で父親が、生後4ケ月の次女の顔をなぐったり・水をかけた上、電源コードをコンセントに差し込んで、その反対側を次女の胸に当て感電させたという。病院に運ばれたが、感電によるやけどで意識不明の重体。考えられますか。

29 ◎ホテルよおまえもか・・・全階が禁煙部屋の時代がくるかも 「2003・12・11」

  東京のホテルでチェックイン。カウンター越しにホテルマンが、「お客様・禁煙室でよろしいでしょうか」。私はダバコは吸わないので即オーケー。泊まった階は全て禁煙の部屋。ダバコ愛用者にとっては、つらい世の中になってしまいましたね。同情しまーーす。

28 ◎運賃は10分・500円・・・環境にやさしい自転車タクシー・チャリタク 「2003・12・10」

  ようやく雪が積もり北海道らしくなりましたね。南国・沖縄は雪が無縁。ここに環境にやさしいタクシーが営業を開始したという。3年前に札幌で自転車タクシーを。自転車の前部に二人用座席を備えたチヤリタクは、観光客に好評。しかし、冬場は雪と寒さで営業困難。そこで冬期間だけ南国で営業するという。考えたもんですねえ。

27 ◎気温高には困った・・・鍋物不振 「2003・12・10」

  今年は気温が高く・野菜が影響を受けました。北海道一の作付けのネギ、気温高のため鍋物の消費が落ち込み安価。この影響は今も続いています。鍋物不振で、兵庫県や福岡県のダイコン・キャベツは産地廃棄。鹿児島県のハクサイも採算割れに自主廃棄。こんな記事がこの頃毎日、困ったことですね。

26 ◎命の長さではない・・・人の幸せは 「2003・12・9」

  平成4年10月・少々難産で生まれた。身長46センチ・体重2414グラム。お父さんには 「元気な男の子」 に見えた。しかし、なぜか赤ちゃんの顔も見せずに連れて行った。お父さんは先生に 「普通の子ですか」。先生は 「もう少し体重があったら外で大丈夫だったのですが、惜しかったね」。この言葉で、保育器に入っている理由がわかった。生後1週間目、先生にダウン症の疑いがあるので、と病院を紹介された。ダウン症のことについては知識がなく 「たいしたことではない」 と聞き流した。紹介された医療センターの建物を見て感じた。こんな大きな病院で検査ということは・・・・・・不安が頭をよぎった。結果は、思い心臓病もかかえていた。先生から言われたことは、生後半年の間に・カゼをひいたら、それで終わりです。運良く半年を超えたとしても、1歳の誕生日を迎えるのは難しいだろう。しかし、秋雪君は6年2ケ月生きぬきこの世と別れた。病院到着後30分で心臓停止、「もう限界だよ」 とささやいたように見えた。「人の幸せは 命の長さではない」、今現在を楽しく元気に過ごせたら、それが一番大切で喜ぶべきこと、これを子供から教わった。これは 「たったひとつのたからもの」 という本の要約です。中央公民館・図書室で一読してみては。

25 ◎ホテルでは当たり前に・・・経費削減効果の西洋野菜 「2003・12・9」

  東京のホテルの朝食バイキングに西洋野菜のベビーリーフが。前にも紹介しましたが、野菜の栄養がたっぷり詰まった幼葉だけを摘み取ったサラダ野菜。13種類の幼葉が混ぜられ、納品したものが手入らずで出せる。キャベツやニンジンたまねぎなどは包丁で刻む人手がいります。この野菜、町内のUターン後継者が挑戦。聞けば、今年はよい成績をあげたという。頑張ってほしいねえ。

24 ◎身辺雑記集・・・人生激場 「2003・12・8」

  「こうして舞台は始まった」 「火種は身辺に転がっている」 など全8幕。渡る世間に荒波立てて、わが胸焦がす憎いあんちくしょう。すべてご覧にいれます。日本語の乱れに母のような苦言を呈す・作家 三浦しをん さんの「人生激場」は、中央公民館・図書室で。

23 ◎わかってはいたのだが・・・シマツタ・不注意 「2003・12・8」

  当たり前だと思っていたエンジン始動音。寒さを迎え疲れたのか・ウンともスンとも。冬はバツテリ−があがりやすいということはわかってはいるのだが。原因は数日間乗っていないための充電不足、こういうことになって・シマッタと思うのだが事遅し。注意さえおこたらなければ・・・・・・・・・反省。

22 ◎土光敏夫さんのいう心構え・・・個人の生活は質素に・社会は豊に 「2003・12・7」

  土光敏夫さんの言葉。「なすべきことが多いということは、希望が大きいということだ」 「考えるより当たれ。体当たりすれば新しいアイデアが生まれる」 「問題を提起せよ。憎まれ役になれ」 「同じ議論を繰り返すな」 「必要以上の正確は、時間と経費のロスである」 「忙しくしている時は、ミスは少ないものだ」 「チームワークとは、和気あいあいということではない。白熱した議論とその実行を指す」 「先入感を捨てて白紙で聞けば、ギモンがすぐ発見できる」 「前人の作った基礎は活用せよ。ただし、前人と同じ穴を掘ってはならぬ」 「組織内では、謙虚の美徳はその組織を毒する」 「学校での優等生は、とかく実践力がない」 「人間関係は、尊厳より信頼が大事だ」・・・・・・・などなど。

21 ◎質素哲学・土光敏夫さん・・・自主と自助が口ぐせ 「2003・12・7」

  「質素の哲学」と言えば・土光敏夫さん。しきりに口にした言葉は、「自主と自助」。「どうも日本人は、国の補助金をあてにしがちだね。もっと自主性をもたなくちゃだめだね。しかし、行政改革で補助金を整理しようとすると、国民からすぐに補助金を切っては困るという手紙がたくさんくるんだよ。こんなことじやいかんな」。わが役場も補助金の見直しに真剣に取り組んでいる。土光さんのいう「自主と自助」、役場も団体も肝に命じなければならないなあ。

20 ◎たまには子供と手握り楽しもう・・・おにぎりで会話もはずむ 「2003・12・6」

  「おにぎり」ファンは多いですね。野外で食べる時は、とくにおいしく感じませんか。今コンビニで売れ筋トップクラスだという。小さい頃から、母が・炊きたてのご飯に塩・ゴマをまぶし、ときには海苔で包んで握る。このおいしさが、日本人の脳裏に焼きついているのでしょう。商品として出回っているものは機械握りもあるというが。おにぎりは空気をほどよく入れながらふわっと握る、これがおいしさの秘訣だそう。そういえば、コンビニの商品表示に「手握り」というのもあるなあ。

19 ◎やってきそう・・・300円ショップ 「2003・12・6」

  「どれでも1000円」「よりどりみどり1000円」という売り場よく目にします。以前・香港に旅行したときは、ズボンの皮バンドが10本で1000円、これには驚いた記憶が。日本人は千円につられやすいのかも?。先日東京へ行ったら、ショッピングセンター内に「どれでも300円ショップ」が。100円ショップと比べれば高級感があります。300円ショップ、北海道にもまもなくやってきそうだなあ。

18 ◎読書の敵は?・・・携帯電話か? 「2003・12・5」

  携帯電話の普及はすさまじく、総人口の60%を超えたと言う。メールに写真など多機能化もすごい。しかし、この携帯電話が読書機会も奪っているという。特に若い世代から。さまざまなことに影響を与える携帯電話、先々心配ですね。

17 ◎来年は「暑い夏」だという・・・「豊作」の声も聞きたいねえ 「2003・12・3」

  今年の冷夏には、「降参」。日本農業新聞によれば、「冷夏は5年周期で起こり・エルニーニョ現象に関係している可能性が高い」という。そういえば、10年前の平成5年は大冷害でしたね。また、「冷夏の翌年は、一転して「暑い夏」になるというデータが出ている。来年は「豊年」を期待できそうですね。

16 ◎隠居は若いうちがいい・・・やってみれば・わかーる 「2003・12・2」

  隠居は、「何もせずひと目を避けておとなしく暮らす」というイメージに見られがちだが、若いうちに隠居すれば、「こんなに面白い生活」があったのかと思う。と記すのは・元漫画トリオの 上岡龍太郎さん。隠居は、「若いうちに始める」「服のサイズではなく、肉体のサイズを直す」「自分の関心外のことに、ちょっとだけクチバシを入れる」「不条理には立ち向かうが、相手が強そうだったら逃げる」「どうでもいいことをいっぱいする」・・・・・・・。「隠居のススメ」 中央公民館・図書室で。

15 ◎便利で楽ちんなものが溢れてる・・・食事情 「2003・12・2」

  ある本に 「ウソのような本当の話」 というのが。ホームヘルパーさんに、料理と掃除をお世話になっているおとしより、「何を食べたいですか」 と聞かれ。それでは 「きんぴらごぼう」 と答えたところ、「食べたことありません」。じゃあ 「焼きナス」、答えは 「作ったことありません」。世の中便利になって失ったものは大きい、と作者は嘆くのだが。

14 ◎度を超すと毒・・・超さなければ良薬 「2003・12・1」

  私の小さい頃は12月ともなれば、酒に酔っ払って道路狭しと・あっちにフラフラ、こっちにふらふらという光景、珍しくなかったなあ。お酒と健康についての新聞投書。零細企業の社長さん、「貸し渋りから資金繰りに行き詰まり、苦しみを紛らすため酒量がアップ。たちまちアルコール依存症」。大阪の54歳男性。アルコール性の肝炎に脳出血を併発。「救命センターで、若い看護師さんたちが徹夜で懸命に働くのを見て、心を入れ替えたという」。自分だけは大丈夫が危険、「飲みすぎ」 お互い注意しましょうよ。

13 ◎姿を消しつつある昔の必需品・・・手縫いの雑巾・布巾 「2003・12・1」

  昭和の時代、我が家の台所には 「布巾」が 何枚もかけられていた。今はどうだろう。油を拭く紙など消耗品的なものが置かれている。もちろん、布巾は母が針で手縫いした丈夫なもの。雑巾にもいえるなあ。おしめだってそうだなあ。

12 ◎着物が主役・・・帯は脇役 「2003・11・30」

  「帯というものは、あまり目立ち過ぎてはいけない。主役はあくまで着物です。だからこの作者は、できるだけ控え目で柔らかなデザインの帯作りに取り組んでいるのです」というは、徳田樹彦さん(松下美術苑長)。このことは、人形の置き台や置き板にも。言われてみれば、日常このことを忘れがちだなあ。反省。

11 ◎不審者は冬でも出没・・・見てくださいと近寄る・油断禁物 「2003・11・30」

  大野町内でも不審者が結構多いようです。夏場に出没するのが、下半身露出の不審者。8月には細入地区で、9月には大野中校門付近と千代田地区で。夕方6時半頃が危険時間帯。今年の2月には市渡地区で、冬とて油断禁物ですよ。11月26日にも、大野橋で背広にネクタイの男が下半身・・・・・・。一歩間違えると大変な事態となります。各家庭でも注意喚起、怠らないで下さい。

10 ◎お酒は良薬・・・適度な量を守ればの話 「2003・11・29」

  お酒と健康についての新聞投書。72歳の夫婦 「週に2日だけ、夕食の時に日本酒1合を、テレビを見ながら飲みます。食欲も進み話題も豊富に」。63歳・下戸だった公務員の男性 「退職後・農作業をするようになり、その後に一杯たしなむようになりました。よく眠れ、目覚めもスッキリで体調がすこぶる良い」。60歳を過ぎて酒デビューの64歳女性 「夫を6年前に亡くし、三食ともに一人で食べる個食です。テレビの前で食べる味気なさ。でもアルコールを口にするようになり寂しさが薄らいできました。亡父が大好きだった地酒とつまみ。目の前に夫がいるようで心身ともに温まり、いまやお酒は私のつれあいです」。お酒の効果、評価しましょうね。


9 ◎おいタバコ・・・気がつく人間になれ 「2003・11・29」

  「おい・タバコ」 といえば、タバコしか持ってこない。タバコを吸おうと思えば、マッチもいるし灰皿もいる。こんな例えで 「最近の若い人は、言われたことしかやらない」 と嘆くのは、ある団体の幹部。一般的傾向として、「言われたことしかやらない」「言われないとやらない」「自分の頭で考え判断する力がなさすぎる」 と語るのは、志ネットワークの上甲晃さん。あなたはどう思いますか。


8 ◎車内に放置はダメッ・・・乳幼児を 「2003・11・28」

  乳幼児を自動車内に残してデパートやパチンコへ。結果・長時間放置で衰弱死という事件がよくありますよね。これを未然に防ぐため・神奈川県逗子市では、乳幼児を自動車内に放置することを禁止するという条例を検討しているという。こうしなければ無くならない、悲しいねえ。


7 ◎時代小説作家が・・・現代小説を 「2003・11・28」

  平成14年1月に出した江戸の豆腐職人一家の絆を描いた 「あかね空」 で、第126回直木賞受賞は山本一力さん。ほとんどの力作が江戸時代の庶民を描いている。その作家が、 「ひたむきに働く」「ひたむきに恋をする」 昭和の青春を描いた、最初で最後の現代小説は、「ワシントンハイツの旋風(かぜ)」。中央公民館・図書室で一読を。


6 ◎先祖代々もビツクリ・・・宝石使用の位牌 「2003・11・27」

  仏間には、仏壇があり・先祖代々の位牌が、というのが一般家庭の定番。しかし、この頃位牌に変化が起きているという。二つの深紅の球を並べた形の位牌。ペットの亀を偲んで・甲羅の形の位牌、などなど伝統にとらわれない新しい形の位牌が、求められつつあるという。仏具に対する意識、私たちがついていけないスピードで変化しているなあ。


5 ◎ストーブいいなあー・・・風情も暖かさも存在感も 「2003・11・27」

  立派な札幌駅の待合所に、大きなストーブが。ホームから吹き付ける冷たい風の中で、ストーブで暖まることは何とも言えない心地よさです。こういう光景は、昔の薪ストーブの温かさを思いださせてくれます。近代的建物に、こういうのはいいなあ。


4 ◎それでも生きなきゃ・・・明日はない 「2003・11・26」

  学生時代は「日活映画」全盛時。「ギターを持った渡り鳥」など渡り鳥シリーズと言えば、小林旭。1938年東京生まれ。美空ひばりさんと結婚、そして離婚。歌手としては、昔の名前で出ています・熱き心に・北帰行などでNHK紅白に7回出場。面白い歌が多いですね。「自動車ショー歌」「ほらふきマドロス」「グングン節」「たすけられたりたすけたり」「スピード違反」「ゴルフショー歌」「ショーがないね節」など。甲高い声は、一般人には無理ですね。新曲・「からす」の歌詞、何となく今の世の中を現しているような気がします。「いつからなんでしょうねぇー・・・・・・ このあたりも ずいぶん住みにくくなりました  利口な奴が 多すぎて 馬鹿がいつでも 割りを食う 間違いだらけの 現在(いま)だから 心も汚れて 真っ黒け 都会のからすか 俺たちは 世間さまには 嫌われて 背中につぶて 浴びるけど それでも生きなきゃ 明日はない」。こう思いたくなる日もありますよね。


3 ◎悲しいことです・・・幼児虐待 「2003・11・26」

  16日には千葉県で、5歳の次女を殴る蹴るの虐待で死亡させ、母親と祖母が逮捕された。23日には愛媛県で、生後2ケ月の長男を泣きやまないからといって平手打ちで数回。病院に運ばれたが脳挫傷で死亡した。どうしてこんなに事件が多いのでしょう。子供を産む苦しさ・そして喜びを忘れたんでしょうか。


2 ◎バカ売れで品薄・・・防犯ブザー 「2003・11・25」

  小学生の登下校時の事件が、全国で多発しています。この近隣町村においても、事件には至りませんが・一歩間違えると、と思われることが。福島県・岩瀬村では、9月・となり町の小学6年の女の子が、車で連れ去られる事件が。これを教訓にして、小学生全員に 「防犯ブザー」 を与えたという。このことは、全国に広がりつつありますね。ところで 「防犯ブザー」 バカ売れだという。600円から1500円のこの品、まとめ買いが多いそう。クラクションをまじかで聞く音というから効果がありそう。あまりにも事件が多い、お互い気を付け合いましょう。

 
1 ◎子供はほしい・・・でも・いなければいないなりの生き方がある 「2003・11・25」

  35歳までの3年間に計4回の体外受精をしたがうまくいかなかった。「どうして」との思いが消えず、買い物や外食で憂さ晴らしをした。家事はなおざりになり、夫に対してもふてくされた態度を取った。不妊は自分の体が原因だったのに、「あなたと結婚したから、こんな目にあうのよ」と八つ当たりもした。夫は黙って不妊治療に協力したが、ある日、それまでの不満を爆発させるように声を荒げた。「お前は一生、悲劇のヒロインみたいに生きていくつもりか」。きつい言葉だったが、心にしみた。「その言葉を聞き、子供がいないことを受け入れようと思いました」。(毎日新聞から)。
 
前項へ 次項へ
目次へ

TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集