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TOP   小さな発想で  蕎麦酔夢「吉田村」  写真で語る ブログ   リンク集

No.75  2005.8




16 ◎ 年寄りにも似合う ・・・・ 同棲 「2005・9・2」

  読売新聞に載った51歳女性の投書。{77歳になる母は、生命保険会社で働くバリバリのキャリアウーマン。24年前に夫である私の父を亡くしたが、今は同じ年齢の男性と一緒に暮らしている。母の古くからの友人で、歌手の北島三郎さんに似ているちょっといい男。その人も元気だった奥さんが急死した。連れ合いを亡くした同志の付き合いが始まったのだ。二人は食事を共にし、出かけるときも一緒。遠く離れている私は仕事が忙しく、なかなか足を運ぶことができないでいるが元気な母からの便りが届くたびに、ほっとしている。「同棲」というと若い人たちの言葉のように思われがちだが、年をとってからの一人暮らしは、寂しいものである。二人一緒なら会話も弾み、笑い声も絶えないだろう。} 


15 ◎ 道南のエース「ふっくりんこ」に期待 ・・・・ 将来のエース「おぼろづき」? 「2005・9・2」

  北洋銀行の調査によれば、道民の食べている銘柄の第一位は「ほしのゆめ 32%」、「コシヒカリ 20%」、「きらら397 17%」、「あきたこまち 13%」と続く。「ふっくりんこ」「ななつぼし」「おぼろづき」、それにアトピーに効果が期待できる「ゆきひかり」・・・・・・続々とおいしい品種が。食べましょう、今日から北海道米。


61 ◎ 大暑・・・・雲日和 「2005・7・26」

  蒸し暑さと雨の大暑(たいしょ)の候、「だいしょ」とも言うんだそうですね。夏雲といえば入道雲。あっという間に来て雨を降らせる入道雲、「たこ入道」「いたち雲」「舞茸雲」「仁王雲」など愛称もいっぱい。色も、「青雲」「紫雲」「黒雲」「黄雲」「五色雲」などいっぱい。たまには空を眺める余裕を楽しみましょうか。


60 ◎ 枕(まくら)・・・・夢の蔵  「2005・7・26」

  「枕は、まくら。まくらのくらは、蔵です。古代の人達は、夢に深い意味を持たせていました。だから、枕(まくら)は、夢の蔵。とても大切なものであったのです」とも聞いた。だから、枕は踏んだり、投げたり、粗末にしてはいけないと教えられてきた。これは、志ネットワーク代表・上甲晃さんのデイリーメッセージの一節。普段なにげなく使っている「枕」、これからは夢の蔵を大切にしなければ・・・・・・。


59 ◎ 私にできること・・・・地球の冷やしかた 「2005・7・25」

  南アフリカ先住民に伝わる話。「森が燃えていました」「森の生きものたちは、われ先に逃げていきました」「でもクリキンディという名のハチドリだけは、いったりきたり、口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます」「動物たちがそれを見て、そんなことしていったい何になるんだ、といって笑います」「キリキンディはこう答えました。私は私にできることをしているだけ」。これは、「これは、私にできること・地球の冷やしかた」の一節です。私たちに、大切なことは何かを警告しています。


58 ◎ 嫁の反乱・・・・介護40年 「2005・7・25」

  40年前、結婚まもなく義理の祖母が認知症になり介護を。同居の夫の両親は、共働きで介護ができない。祖母が亡くなると、義父が脳血栓で倒れ15年介護。従って、通算40年の介護。今度は、同居の義母が倒れた。「もう介護はやりません」、と夫の弟、妹2人に宣告した。「今度はあなたがた兄弟でやって下さい。長男の嫁が介護する時代じゃありませんから」。という記事が読売新聞に載った。この気持ちわかりますね。介護をされた方が亡くなると、財産にはわれ先に手を上げるケースもある。法律上介護をした者には、苦労の見返りとしてのむくいがないことも、介護者を少なくしている一因かも知れないなあ。

57 ◎ 夜の繁昌・・・・昼間の努力 「2005・7・24」

  函館のネオン街。昔は柳小路・狸小路・ぎおん通り・巴小路・・・・どの通りも賑やかだった。今は建物が撤去され駐車場という利用が多いなあ。札幌のネオン街、こちらはビルの中に入るとシャッターが下り閉店というところが多いなあでも、繁昌している店もある。そのママさんが話すには、「昼間どれだけ努力したかによって、夜お客がいっぱい来るかどうかが決まる」。この言葉に納得ですね。


56 ◎ 死後認知・・・・知ってますか  「2005・7・24」

  結婚していない男女の間の子について。民法では、父が死亡した場合でも、死後3年に限って認知する訴訟を起こすことが認められているという。これは「死後認知」という制度だという。認知されると、出生の日にさかのぼって親子関係が発生するんだそうです。


55 ◎ 不可能?・・・・整理・整頓 「2005・7・23」

  村岡武司さんの「鈴の音」の一節に「机の上」というのがある。「整理が苦手だ。その上情報過剰の時代のせいもあり、机の上に問題が山積みになってしまう。名刺や手紙、新聞の切り抜き、各種会議の資料などが次々たまり手がつけられなくなる」。これを読んで、自分の姿にホッとした。私の机は、長さ3m・巾1.5mと大きい。しかし、本や資料で机の役割をしているのは、新聞紙ほどのスペース。でも探そうとする資料は、す〜ぐに見つけられるんですよ。整理すると、逆に見つけることに難儀するかも。


54 ◎ イビキが原因?・・・・ホームシック 「2005・7・23」

  大声を上げたり・車をたたいたりしていたナイジェリアの若い男性が捕まった。さわいだ理由は、ホームシックでストレスがたまったことらしい。私が自治大学校で長期研修の時も、ホームシックにかかった仲間がいた。同室の人のイビキがうるさくて眠れず、それが積もり積もってホームシックに。悩みを吐き出せないと、あぶないですね。

53 ◎ もったいない知恵・・・・教えよう 「2005・7・22」

  私の小学生時代は、筆箱に鉛筆ホルダーが入っていた。短くなった鉛筆を、最後まで使い切るための手助け道具。さらに鉛筆の先には、芯が折れないようにサックをはめていた。こういう知恵、今の子どもにも習慣づけてほしいなあ。


52 ◎ 神社参拝・・・・かしわでは い〜い音で  「2005・7・22」

  夏といえば、神社の祭典が田舎では定番です。志ネツトワーク代表・上甲晃さんのデイリーメッセージに、かしわで(拍手)のことが。拍手を打つ時、右手を少しばかりずらすと、パンパンと良い響きがする。しかし、良い響きを出すために手をずらすのではない。そこにはちゃんとした意味があるのだ。「日本人にとって左手は清浄であり霊を現します。左手と右手が合わさることは、霊と身体が一つになることです。それによって一つの音が出る。その際、霊を少し高いところに置き、肉体は少し下げる。すると良い響きがするのです」。お試しあれ。


51 ◎ 困ったメール・・・・親は気をつけよう 「2005・7・21」

  以前「不幸の手紙」というのが流行しましたよね。この頃は携帯電話メールで、不愉快な内容が次々と転送されることが問題化しているという。「君は一週間以内に好きな人とイィ事があるよ。ただし、・・・・条件があるんだなあ。好きな人達10人に転送しろ。シカト(無視)したら好きな人や友達が離れてしまうかも」。「このメールをやめたら殺しに行く」、などというもの。親も関心を持つように、ということです。


50 ◎ 白・・・・一般人 「2005・7・21」

  カンボジアの車のナンバープレートは、色別制だという。緑色=大臣・国会議員・役人。黄色=外交官。赤緑=軍隊。白地に赤=警察。水色=国連。国王のナンバーは「0001」。奇数の4並びは「やくざ・マフィア系」。国によって考え方が違うもんですね。

49 ◎ 焼継屋(やきつぎや)・・・・もったいない 「2005・7・20」

  以前、中国・北京のホテルに宿泊した時、ビックリしたことがあります。食事の時に出されたセトモノの皿や器、かけたものが。聞けば、少しくらいかけたのは、使えるうち使うという。私は、「少しでもかけたら捨てる」という教育を受けてきた。理由は、かけたものを使うとケガをするから。江戸時代には、割れた茶わんを直してくれる「焼継屋」という職人がいたんですって。使い捨て感覚の日本、資源国でないことを肝に銘じなければ。


48 ◎ 継続の協力・・・・うれしいねえ  「2005・7・20」

  交通安全街頭指導で清水川交差点に立哨。うれしい場面に出合いました。今春、約40年の交通指導員協力から第一線を退いた前会長の小林勝彦さんが、旗を立てたり指導をしたりの手伝いを。「指導員はやめるが、自分のできる範囲でこれからも協力する」、と言って退任したが・・・・・。言葉通りの活動、頭が下がります。


47 ◎ 自然環境グッド・・・・ホタルが飛び交う町 「2005・7・19」

  16日・稲里地区のホタル探検。昨年は8月10日に実行、盛りが過ぎ見つけるのにひと苦労。稲里地区の通称8軒家通りの町道両サイド草むらに光るホタルがいっぱい。佐々木兼雄宅から鈴木敏雄宅間にも。三橋踏み切りから菅原踏み切り間の500mは、光を放ち飛び交うホタルも。ホタルの脇を函館本線の列車と貨物が次々通過するんですが、ひかりを放ちピクリとも動きません。私が、光っている傍で大声を出しても、ピクリとも動かず。耳が悪いんだろうか???。大野は、ホタルが気に入る町なんですね。


46 ◎ 感謝の心・・・・家族愛 「2005・7・19」

  父がガンに侵され闘病中。自分も3人の子育て・家事・仕事と忙しいが、父のため無理して看護を手伝っているという45歳の主婦の話。「今まで自分が無理して頑張ったことは、自分の評価のため、自己満足のためであり、結局は自分自身のためだった」。今度は、「いつも家族のことを第一に思ってくれていた」父のために頑張ろうと思った。こういう人、多くなりましたよね。

45 ◎ 鐘の音・・・・公平・平等 「2005・7・18」

  函館で、ギャラリー村岡を主宰する村岡武司さんが、エッセイ集「鐘の音」を出した。その中の一節に、「函館ハリスト正教会など3つの教会近くに住んでいる。だからと言って、その人間形成や人格に対し常にありがたい恩寵が下るわけでない。しかし鐘の音だけは誰にも公平に届くわけで、ギャラリーの主も箸やペン、あるいは釣り銭を数える手を休ませ、耳をそばだてて聞き込んでしまう」、というのがある。我が家の玄関にも、25年ほど前に購入した、15分間隔で教会のチャイムが響く置き時計がある。村岡さんの一節と重なる日暮をしている。いいもんですよ。


44 ◎ 夢物語・・・・世界一周の船旅  「2005・7・18」

  定年後、高級客船で「世界一周」。私の周りでも増えてきました。ゆったりした気分で地球を周る気分は、言葉では言い尽くせないことでしょう。でも、旅行代金にビックしますね。4ケ月半の旅で、320万円〜1600万円。やっぱり 「夢旅行」 だなあ。


43 ◎ 納得・・・・同感 「2005・7・17」

  ある会社の専務さんの話。「会社を設立した時社長は、苗字を使用しないことを決めた。これからは、わが子が後を継ぐとは限らない時代になる。優秀な社員がいれば、その者に後継者となってほしい」。そう言えば、初代がしっかり基礎を造っても、二代目・三代目ですっかりダメにしてしまうケースもあるねえ。「油断」からなのでしょう。私も、専務さんの話に同感だなあ。


42 ◎ まだ まだ まだ・・・・トラックのシートベルト着用 「2005・7・17」

  夏の交通安全運動が14日始まった。清水川交差点に朝立哨。乗用車のシートベルト着用は、ほぼ完璧。トラックはガッカリの状況。携帯電話中の運転は、姿を消しましたね。スピードの出しすぎもなし。交通指導員が立っていれば、交通ルールを守ってくれるなあ。感謝。


41 ◎ 体感温度2度下がる・・・・帽子とネクタイはずしで 「2005・7・16」

  東京の暑さには、頭がボーとなる時がある。気温が30度を超える真夏日や、急に暑くなった時「熱中症」になりやすいという。足がこむら返しを起こしたり、腹部の筋肉がけいれんしたりするのが初期症状だそう。体内の水分や塩分が失われ命に関わる熱中症は、酒の飲みすぎや寝不足など生活の乱れも要注意だという。大野は真夏日は指折り数えるほどで心配無用なのかも。でも油断大敵ですよ。


40 ◎ 米文化の継承・・・・朝ごはん条例  「2005・7・16」

  石川県・宝達志水町と青森県・鶴田町の話。「朝ごはん条例」をつくり、健康づくりを図っているという。朝ごはん運動の基本は、@ ごはんを中心として食生活の改善 A 安全で安心な農産物の提供 B 町で生産された産物の消費、など。「ごはん」が健康上最適の主食、という説が受け入れられているという。我が町にも、「ふっくりんこ」という地域限定のおいしいお米がある。朝ごはん条例がなくても、「ふっくりんこ」を愛食しましょうね。


39 ◎ 貧困対策・・・・これからの課題 「2005・7・15」

  バングラデシュの貧困層・物乞いへの融資の記事が新聞に載った。社会の底辺で生きる4万4千人に無利子融資し、それを元手にして商売を始めたものが出て、成果は上がっているという話。そういえば私の子供の頃、七飯町の藤城から定期的に物乞いにくるおじいさんがいた。こじきの五十嵐さん、とさんづけで呼ばれていたなあ。物静かな感じで、頭が低く、長いあごヒゲは仙人のようだった。お金をもらうと、「ありがとう」に「お」をつけ「おありがとうございます」と言って帰ったのを憶えている。今は生活保護制度がつくられ、こんな状況はなくなった。世界では、まだまだ貧困対策が進んでいない国もあるという。


38 ◎ 「アガリ」を下さいがいいか・・・・それとも「お茶を下さい」か 「2005・7・15」

  池波正太郎の「男の作法」に、「ちゃんとした鮨屋は、通(つう)ぶる客を軽蔑する」、とある。そういえば、鮨屋に入ると、ご飯のことを「シャリ」、お箸のことを「オテモト」、醤油のことは「ムラサキ」、・・・・・と言う人がいますよね。これは、鮨屋仲間の隠語なので、「お客は普通に言えばいい」、と池波さんは語るんですが。


37 ◎ 下戸さんへ・・・・呑兵衛さんがチクリ 「2005・7・14」

  「酒が飲めなくても、さそったらつきあえ」「ボクあまり飲んでないから、といって割り勘を渋るな」。「みんなが酔っているとき、トイレや電話を掛ける振りをして姿を消すな」。飲める人でも該当する項目があるなあ。反省。


36 ◎ 道路改良・・・・ありがたい協力のお陰  「2005・7・14」

  道道大野大中山線道路改良に伴う支障となった方の上棟式に出席した。これでこの改良道路の支障物件は全て完了したことになる。先祖代々の大切な土地や住み慣れた家から移転することは、申し訳ないお願いであったが、全ての人が快く協力してくれた。ありがたいことです。


35 ◎ 松下幸之助の言葉・・・・まず自分から 「2005・7・13」

  反省を求めるものには反省を求める。また自分達において反省すべき点があれば、大いに反省して協力体制をとってゆく。そういうことを誰かが言い出し、誰かがやらねばならないのに、誰もが非常な安易感に浸ってしまって、成り行き任せ、他人任せになってしまっている。それが日本の現状でしょう。これでは物事は好転してゆきません。きょう一日が過ぎれば、あすはあすの風が吹くだろうというような、事なかれ主義はいつか行き詰ります


34 ◎ 呑兵衛さん・・・・下戸さんがチクリ 「2005・7・13」

  ビール園が盛況の時節となりました。くれぐれも呑みすぎには注意してくださいね。下戸さんから呑兵衛さんへチクリの言葉。「飲むたびに何度も同じ話をするのはやめてほしい。」いちいちうなづくのも大変ですものね。「自分が独りでしゃべりまくるな」。人の話を聞こうとしない人もいますよね。「飲めないやつは男じゃない・みたいなことは言うな。」腹が立ちますよね。人ごとではない。私も反省です。


33 ◎ ふっくりんこ・・・・正念場はこれから 「2005・7・12」

  大野にある道南農業試験場が開発した「ふっくりんこ」、昨年は80ha作付けされこの4月に完売したという。作付けしている農家が、品質維持に厳格な姿勢で取り組んでいることが、消費者の評価を得ているものと思われる。今年は昨年の3倍にあたる240haが作付けされ大幅に収量が増える。米の新種改良は休みなく続いている。新聞によれば、コシヒカリを超える評判の品種が出現しそうだという。その名は「おぼろづき」。「ふっくりんこ」の栽培農家は、油断しないでほしいなあ。


32 ◎ 病院と診療所の違いは・・・・ベツト数  「2005・7・12」

  ○○病院・○○診療所・○○クリニック・○○医院、違いがわかりますか。医療法によれば、入院ベット数20以上が病院、以下が診療所というんだそうです。クリニック・医院などの名称は、使い方に決まりがないという。町内の入院施設は、しいき循環器科内科医院で、診療所に分類されます。


31 ◎ 先輩の教訓・・・・心して日暮を 「2005・7・11」

  「人生勢いのある時、我を忘れる時がある」、と先輩からよく聞かされる。「地位がだんだん上がっていくと、自分を見失う人がいる」、とも聞かされる。「大黒柱がある日突然倒れ、車椅子の生活になった」、という話もある。人間いつ一転した世界に入り込むかわからない。心して日暮を、と思うのだが。


30 ◎ 得 得 徳・・・・ノー塩害 「2005・7・11」

  海のない町大野に住んでいて、得だなあと思うことがある。我が家の自家用車クレスタは10年選手。走行距離は、ゆうに10万キロを超えた。ありがたいなあと思うのは、これだけの年数がたっても、車にサビた所がほとんどないこと。


29 ◎ 信頼・・・・通い 「2005・7・10」

  商店のシャツターが降りたままの光景を目にすることが多くなりました。大型ショツピングセンターの影響が大きいのでしょう。でも、近くの商店が消えると、その不便さに気づきます。昔は、どこの家にも「通い」の通帳があった。「通い」を持っていくと、ツケで何でも買えた。月末に支払いをするシステム。農家は、米代金が入金してからの年末払いでよかった。その「通い」、今は葬儀の時の買物帳に名残を残しているだけになった。


28 ◎ 湧水のきらめき流れ芹をつむ・・・・松本和子さん  「2005・7・10」

  ぶんぽけん会報に麦秋会員の句が。石井兼子さん、「初音聞くふたたびみたび遊歩道」 匠の森公園・八郎沼公園の遊歩道を散策しながら一句詠んでみてはいかがですか。泉田木綿子さん、「草もちに亡母の手作りしのばれて」 このごろ家庭では作らなくなりましたね。鍵谷郁さん、「造花かと間違う程の花水木」 触ってみなければわからないものもありますね。高坂柳好さん、「里の朝土手一面にすぎなの子」 すぎなの生命力の強さにはうんざりしますよね。中村春江さん、「古里に燕飛び交う軒かすめ」 ツバメの巣にエサを運ぶ親鳥の姿、目もいいんですね。


27 ◎ 体面を取るか・・・・人間性をとるか 「2005・7・9」

  中谷彰宏・超管理職から。「夜逃げや本舗」という、夜逃げを手伝う引越し屋さんの映画があります。「借金は今どれくらいありますか?」と、夜逃げ屋が依頼者に聞くわけです。そうしたら、「サラ金にはこれだけ借りてますが」「それは踏み倒しましょう」「お友達にはどれくらい借りていますか?」「友達はこれぐらいで、たいしたことないですから、返さなくても大丈夫です」と、夜逃げをしようとしている人が言います。そのとき夜逃げ屋のプロは、どんなに少額でも、お友達に借りたお金は返してください。不幸な人間は助けたいけれど、人でなしはつくりたくないのです。上司が体面を気にするようになったら、部下は上司を見放します。


26 ◎ 団塊の世代・・・・夫婦の危機 「2005・7・9」

  読売新聞の家族から。「あんたなんかこれで十分よ」。20年近く連れ添った夫に言った最後の言葉だった。昨年2月の朝、目玉焼き、味噌汁、サラダを食べ終えた夫が、「こんなんじゃ足りない」とつぶやいた。おもわず棚のカップラーメンを放り投げ、家を後にした。その数時間後、夫は飛び降り自殺した。49歳だった。大手企業に勤める夫はばりばりの仕事人間だったという。しかし転勤したことが原因で、うつ病に。団塊の世代がまもなく一斉に定年を迎える。少子高齢化の中で、「第二の人生をどう生きるのか」、これに警鐘を鳴らしている。私もこの団塊の世代該当者、人ごとではありません。


25 ◎ うっかり使えない・・・・老舗 「2005・7・9」

  大型スーパーが次々経営者が変わる。そして次々と閉鎖も。思い出すなあ。車社会の発達により大型スーパーが出現した時、地域の小さなスーパーが次々閉鎖したことを。私の住む市渡にも山花スーパーというのがあり、地域に貢献した姿をハッキリ覚えている。映画が斜陽の時も無残な姿で映画館が残った。ホーリングブームが去った時もしかり。そしてデバートも?の時代になったなあ。どうなるのだろう。


24 ◎ 復活してほしい・・・・「世話好き」さん 「2005・7・8」

  「世話好き」 「世話役」 昔はあちこちにいた。お嫁さんを見つけるのは、「せわ好き」さん。この頃は、こういう人が少なくなった。「小さな親切 大きなお世話」、こういう時代になりつつあるなあ。


23 ◎ ウチワ・・・・重宝だった  「2005・7・8」

  ウチワが静かなブームらしい。そういえば小さい頃、食卓テーブルにハエが飛んでくると、ウチワで追っ払ったなあ。夏・外ですずむ時、寄ってくる蚊などの虫を、ウチワで追っ払った。今は、すぐ殺虫スプレーを使う。やっぱり昔の知恵道具がいいねえ。


22 ◎ 自分でチェック・・・・老人度 「2005・7・8」

  「老いじたく覚え書き」で紹介している「老いの始まり」。「もの忘れがひどくなる」 「財布が見当たらなくなることが度々」 「頑固になり、自分勝手」 「人の名前、物の名称をなかなか思いだせない」 「訴え、不満が多くなる」 「自分だけが不幸な気がして憂鬱になる」 「入浴がいやになる」 「都合の悪いことは人のせいにする」 「イライラする」。あなたも気がかりなことがあるのでは?。


21 ◎ 消えた・・・・畳干し 「2005・7・8」

  初夏になるとよく見る光景だったなあ。そう、大掃除ですよ。畳を外に運び出してお天道様で干し、さらにそれを棒で叩いてほこりをだした。大掃除がなくなったのは、電気掃除機の普及なのでしょう。畳の下には新聞紙がひいてあり、虫が近寄らないよう白い粉?がまかれていた。この匂いがいやだったなあ。


20 ◎ 犬も食わぬ・・・・夫婦喧嘩と夏蕎麦は 「2005・7・7」

  知人が、「蕎麦の二毛作に挑戦したよ。4月に種を蒔いた。しかし、地温が低く芽がでなかったよ。残念。」という話を。私も欲を出して二毛作をやった経験がある。しかしギャフンというほど美味しくない味。あとで年寄りが教えてくれた。蕎麦は、寒暖の差が大きい気候で育ったものでなければ、まずいのだという。ここ大野では、ジャガイモの収穫後の8月中旬に蒔きつけ、10月下旬に刈り取るのだという。自然の法則に逆らえないよ。


19 ◎ 継続・・・・良いことは  「2005・7・7」

  志ネットワーク代表・上甲晃さんの言葉。継続は、癖(くせ)を作る。毎日続けていると、いつの間にか癖になってしまって、止めることができなくなる。例えば卑近な例が飲酒だ。酒を毎日飲み続けていると、いつの間にか癖・習慣になり、飲みたくない時でもついつい酒に手が伸びる。そして飲み続けていると、アルコール中毒という体質になってしまう。そこで私は、ひとつ気がついた。「そうか、継続は癖をつけ、習慣を育て、やがてそれが体質を作る」のだと。良いことを継続すれば、良い癖が付き、良い習慣が育ち、良い体質が作られるのである。  


18 ◎ 実感・・・・田舎者 「2005・7・6」

  東京出張の時の話。議長さんと行政要望に。地下鉄に乗るため階段を降りて行ったら、運よく電車がホームに滑り込んできた。走り出したら女子高校生から指摘をされました。「この電車女性専用です」。あたりを見回すと、間違えた男性が5人ほど。電車の最終車両は女性専用、ということは新聞で知ってましたが・・・・。


17 ◎ ツバメは人間大好き・・・・子育てに協力 「2005・7・6」

  役場前の野田商店裏口のガラス戸、一番上の段の2枚にガラスなし。その下の段2枚には、白い半紙が貼られている。そう、ツバメが店の中で子育てしているのです。ツバメがガラスにぶつからないよう半紙を。東開発地区の青山秀雄さん、朝5時チョットに倉庫の戸を開ける。やはりツバメが子育て中。たくさくの子を育てるために、つぎつぎ餌を運んでくる様子は、人間の子育てに共通するものがありそう。以前はこういう光景は、あちこちで見られた。今はグッと減りましたね。


16 ◎ いつ終わるかわからない「つらさ」・・・・行動なくして成功なし 「2005・7・5」

  きじひき高原の森づくりに来町されている、横浜市・高齢社会をよくする虹の仲間・副代表 野原すみれ さん(本名 三井君子 現東神奈川ショートスティーセンター「若草」施設長)執筆の「正々堂々 がんばらない介護」の本が発売されました。「あなたの介護観が変わります」「忙しくても気晴らしの方法はある」「無責任なあの人に対抗する知恵」「やっかいなお年寄りも素直になる」・・・・・介護者だって幸せを求めていいんです、という内容。読めば得ををしますよ。


15 ◎ 豊かな精神の老い・・・・学ぶ努力  「2005・7・5」

  インド、原始経典「ダンマパダ」の中の言葉。「学ぶことの少ない人は 牛のように老いる。かれの肉は増えるが かれの知恵は増えない」。学ぼうと努力しない者は、ただ肥った牛のようなものだ。人生を学び、考察してこそ豊かな精神の老いを迎えることができる。瀬戸内寂聴「命のことば」より。


14 ◎ 孤立・・・・周りは年上 「2005・7・4」

  読売新聞の10代の母親たち。若くして出産する母親は、地域からの孤立や経済的不安など、さまざまな困難と直面しながら「子育て」をしているという。特に心配なことは、同じ年代の仲間が近所にいないことだという。同年代の交流の場があれば、母親たちは孤立しないで・・・・・・。私たちも若いママさんに応援しましょうよ。


13 ◎ 人生は冒険・・・・冒険に年齢は関係ナシッ 「2005・7・4」

  バカの壁の本が大ヒットした養老孟司・先生は「虫」が大好き。子どもたちが「おじいちゃんなのに、虫をとるんですか?」と質問。先生は「違う、違う、虫をとっていたら、いつのまにかおじいちゃんになっていたんですよ」、という答え。虫好きに理由なんか要りませんよ。虫とりをするとその土地の気候、地形、植生、そういったことを全身で把握できるんです。私たちも子ども時代にかえり、虫とりをしてみましょうか。何かが見えてくるかもね。


12 ◎ ふるさとの施設活用しての教育・・・・増えてほしいなあ 「2005・7・3」

  群馬県の尾瀬。ある小学校が、地元・尾瀬の豊かな自然に直接触れながらふるさとや自然を愛する心を育てる学習に取り組んでいるという。この「尾瀬学習」、尾瀬を歩きながら「山小屋のゴ処理」「尾瀬沼の水質」などの勉強するというもの。すれ違うハイカーとの「こんにちは」というあいさつや、狭いところでの道の譲り合いは、他人を気づかう教育に役立つという。大野町の萩野小学校では、北海道開発局職員による用水路の生き物観察が定着している。ふるさとの施設を利活用しての教育、大切ですね。


11 ◎ 海のない町・・・・悩みは農業問題  「2005・7・3」

  海のない町サミット、渡島・檜山の海のない町でつくる意見交換会です。厚沢部町・今金町・七飯町・大野町の4町。共通する悩みは、花嫁問題・米づくりの不安・野菜の安値・後継者不足・優良農地の維持・など山積です。議論しても、スパッとした解決策は見出せないないねえ。


10 ◎ 若者の頼れる家・・・・道南でも活動が始まった 「2005・7・2」

  読売新聞に自立援助ホームの厳しい運営の記事が。児童擁護施設などで育った子どもが就職して独立後に、仕事をやめると、その日から住む場所にも困ってしまうという。頼る家庭を持たない子どもたちにとって、独り立ちするのは、簡単なことではないという。自立援助ホームは、そんな若者を数ヶ月から1年程度面倒を見、そして就職先を探してやる。国は施設建設の助成はしないが人件費については少し援助がある。したがって施設を運営することは並大抵のことではないという。この運動、道南でも始まりました。大野町教育委員・藤田俊二さんが代表となり、「青少年の自立を支える道南の会」が発足。この秋に、定員10人以内の施設運営を目指しています。


9 ◎ 節水・・・・ストップの時ありがたさがわかる 「2005・7・2」

  イギリスのロンドン、6月の降雨量が平年の24%。市長は「トイレは小だったら水は使用しないこと」を呼びかけているという。四国・九州でも水不足が報道されていますね。大野町は人口11,068人、うち水道利用者は10,021人、90.5%の町民がお客様です。水不足で給水ストップの心配はありませんが、夏場はどうしても水使用が多くなります。いつの時も「節水」心がけましょうね。


8 ◎ 今年はこれで幸運を・・・・カエル 「2005・7・1」

  カエル・グッツがブームになりそうだという。「お金がカエル」。「幸せがカエル」。「若ガエル」・・・。長野県の松本市では「カエルまつり」が今月開催されたという。今年はカエルで幸運を呼び込みましょうか。


7 ◎ 小暑・・・・閑さや岩にしみいる蝉のこえ  「2005・7・1」

  月日の経つのは早いですね。もう7月、まもなく小暑ですよ。朝顔の咲き始める時節です。我が家の朝顔もツルをどんどんのばしています。七夕を過ぎると、いよいよアブラゼミの鳴く時節、今年はうるさいくらい鳴いてほしいですね。とにかく暖かい夏、虫さされに気をつけて楽しみましょう。


6 ◎ 森の生命たちの声に・・・・耳を澄まそう 「2005・6・30」

  「ブナの森は木の実も、キノコも豊富です。ブナの森を流れる沢の水を飲んで御覧なさい。青いのです、冷たいのです、そして甘いのです。おそらく魚たちもたくさんいるでしょう。この水が海に流れこめば、海の魚も増えるでしょう」。これは、滝上町に住む・徳村彰さんの文章。「枝一本折っても痛いと感じ、草一本刈るにもためらう心を」。この活動を記す「森に学ぶ」、一読の価値ありですよ。


5 ◎ 生後10ケ月から始まる?・・・・好き嫌い 「2005・6・30」

  「偏食」という言葉、ドキッとするなあ。私は小さい時から食べ物の好き嫌いが多いので、「偏食してはだめですよ」、という注意ができないんです。筋子・イクラ・ナマコ・イカの塩辛・ウニ・・・・・・数え切れないほどある。新聞に、「一食一食を気にしすぎず、食事中はしからずに」との言葉が。無理強いは逆効果、という見出しにも納得です。一週間くらいの長い期間での栄養バランスを、という助言にも賛成だなあ。


4 ◎ 納税貯蓄組合・・・・活躍の歴史にピリオド 「2005・6・29」

  町の財政は町民の税が支えています。この収納にあたり、納税貯蓄組合の果たしてきた役割は大きい。この組合に対する補助金が、都合により打ち切りとなる。26日に商店の人でつくる大野商工納税貯蓄組合の解散総会に招待された。組合長の高田金弥さんは70歳のとき組合長を引き受けた。以来15年間尽力、現在85歳。ひとつひとつの組合の歴史にはドラマがあるんですね。高田さんの言葉がありがたい。「納税するということは当たり前のこと。それに助成金をもらい、そのお金で楽しませてもらったことに感謝している」。


3 ◎ いろいろある・・・・苦労 「2005・6・29」

  暑くなると、冷えたビールがおいしい時節。夜の街に出かけることも多くなるのでは。飲み屋さんに行くといつも思うことがある。おかみさんはお客に対し、「いやな顔」「いやな表情」を見せない苦労をしているのだろうなあ。客は、気に入らなければ店に行かないことができる。つらいだろうなあ。


2 ◎ 無くなるのでは?・・・・デパート 「2005・6・28」

  久しぶりにデパートへ。昔は若い店員さんで溢れていた感じがしたなあ。今は契約社員なんでしょうか、少し・・・・・・。新聞では各地の都市から老舗の撤退が報じられる昨今、大都会以外の都市から姿を消す時代到来なのでしょうか。デパートが無くなる、こういうことは考えられないことでしたよね。量販店の影響の大きさ、改めて感じます。


1 ◎ 若手と経営者の谷間・・・・疎外の心配 「2005・6・28」

  中谷彰宏の超管理職から。「会社の中を大きく分けると、経営者と若手が一つのグループとなっていて、そこから疎外されているのが管理職のグループだという」。これは、ウカウカしていると経営者と若手が手を組む」ということです。経営者は若者のクビは切らない。給料は安いし、トレーニングすることによって、時代に対応することができるからだという。定年が近くなると、「大過なく過ごす」気分になりがちですが、ウカウカしていられない時代になりましたね。

  
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