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No.68  2005.1

この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町字市渡176番地 吉田幸二 宛です。

67 ◎謙虚な姿勢が・・・・馬の能力を引き出す 「2004・12・29」

  12月26日の有馬記念はゼンノロブロイが優勝、今年の最強馬となりました。馬の調教師・藤沢和雄さんは、中央競馬前人未到の10年連続年間最多勝を獲得した。同一調教師が有馬記念3連覇、これも史上初の快挙だという。北海道の牧場を経営する家庭に生まれた。イギリスで厩務員として働き、1998年に厩舎を開業したという。「馬の力は人の力で変えられぬ」が持論。「成績を残さなければ淘汰される世界。馬がひのき舞台で最大限の力を発揮できるようにするのが役目」「馬は暑い日や寒い日にも文句が言えない」。優勝の記念撮影はいつも端っこに立つという。常に馬が主役、名伯楽は 「謙虚」 が大事だということを教えています。何事にも通じますね。


66 ◎小学生からで十分の「声」も・・・・赤ちゃんにお年玉 「2004・12・29」

  正月は、子どもにとって「お年玉」のもらえる笑顔の・・・・。読売新聞に「赤ちゃんのお年玉」という記事が。「ゼロ歳なのに両親や親類から5000円ずつもらった。まだ小さいのにいいのだろうか」「初孫が生まれた時にうれしくて3万円をあげ、その後ずっと続けている」。結構いただいているケース、多いようですね。あなたはどうしていますか?。


65 大野平野に移転進出・・・・JA新函館農協・本店 「2004・12・28」

  JA新函館農協は2002年2月に、渡島・檜山管内の13農協が合併して発足した。現在は函館市に本店を置いているが、このほど大野町のバイパス沿いに本店を移転することを決定した。2007年に事務所が新築されるこの計画、大野町にとってはとてもありがたいことです。


64 ◎大野平野に新幹線・・・・稲穂たなびく中を颯爽と 「2004・12・28」

  今年は大野町にとって長年の懸案だった、「北海道新幹線」の平成17年度着工というビックニュースがありました。平成15年度末までに、現渡島大野駅まで完成させる。場合によっては完成は早まるという。予算も30億円が予定され、測量や用地買収にとりかかるという。多くの先輩や議会・期成会・町民の長い要望活動の賜物です。この世紀の事業が道南に活気を呼び込んでくれることを期待したい。


63 ◎静かに静かに通り過ぎた・・・・ジングルベル 「2004・12・27」

  クリスマス、静かに終わった感じです。若い頃は、函館市内の松風町・大門の街中はジングルベルの音楽がガンガン鳴り響いていた。キャバレーやクラブのクリスマスパーティー券も買わされたなあ。人・人人で帰宅のタクシーが拾えず旅館に泊まったという話もよく聞いた。どれもこれもなつかしい出来事となったが、今昔の世相の違いを感じます。


62 ◎ああ読み終えるのがもったいない・・・・これぞ「小説の力」 「2004・12・27」

  「過去の嘘と隠し事」の目くらましに、迷って悩む平四郎。夜ごとの悪夢でおねしょをしても、必死に「謎」と向き合う弓之助。お正月は、ぼんくら同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が「封印された因縁」を解きほぐす、宮部みゆき・の下町小説 「日暮らし」 を中央公民館・図書室で読み、リフレッシュしましょうか。


61 ◎日ごろの訓練・・・・松下幸之助さんの言葉 「2004・12・27」

  お互いが仲良く生活し、また仕事を円滑に進めてゆくためには、人の応対一つにしても、充分に注意しなければならない。そして単に礼儀が正しいとか、言葉づかいに気をつけるということだけでなく、いわば心のこもった応対ぶりをみせることが大切ではないかと思う。もちろん口で言うほど簡単なものではない。日ごろからそういう訓練がなされていなければ、たとえ頭でわかっていても、実際に容易にできることではない。いつの場合にも自然に行動に表れてくるというためには、やはり事あるたびにしつけ、習慣づけておかなければなかなか養われるものではないと思うのである。


60 ◎注意の上にも注意・・・・冬休み中も「油断大敵」が一番 「2004・12・26」

  12月15日・小学5年生男子宅に、「給食センターのカトウだけれど・・・・・」という電話が。祖母が電話をとり子供に代わろうとしたが、操作を誤りプッツン。同日別な宅に、「給食センターのカトウだけれども、○○君ですね」という電話があった。本人が出たところ(大人は不在)、「クラスの友達の親の名前を教えてほしい」と言われた。「そういうことは教えられない」というと、「じゃあ給食いらないんだな」と言って電話を切った。どちらも男性の声だったという。冬休みとなり子供だけでの留守番が多くなります。くれぐれもご注意を。


59 ◎永田町から消えた?・・・・年末の風物詩 「2004・12・26」

  国の新年度予算が発表された20日、北海道新幹線着工御礼で永田町へ。この時期東京に行くのは初めてですが、聞いていたのとはチョット様子が違っていました。宿泊した全国町村会館は、大混雑のはずが「ガラ空き」。以前なら魅力のあった「復活要求」、用意された金額はわずか、それもほとんど事前に決められている?のが一因でしょうか。新聞に、「予算編成ギリギリまで懸案残して最後に大騒ぎして決めるやり方はもうなくなった」とありました。陳情・要望の大騒ぎ、緊縮財政のおり「時代に逆行」ということなんでしょう。


58 ◎店の繁昌・・・・決め手は接客態度 「2004・12・25」

  ラーメンの博多一風堂・札幌店長の言葉が道新に。競争下、接客サービスの「差別化」が進むという。マニュアルにある「いらっしゃいませ、こんにちは」しか言わないだけではダメ。「寒い中ありがとうございます」とか状況に応じて言わなくちゃ。店では、自分の父さん・母さん・恋人が来たと思って笑顔で応対すれば・・・・・、というもの。この論法は、全ての仕事によく言われます。私たちも初心に返り応対を考えてみましょう。


57 ◎目の力を失う・・・・現状に甘んじると 「2004・12・25」

  志ネットワーク代表・上甲晃さんの言葉。人はどんな時に目から力を失うのだろうか。まず、現状に甘んじた時である。「このままでいいのではないか」と思った途端から、人は進歩しなくなる。また、生きる目標があいまいな時である。「別に」などといった表現が若い人達の口癖なのも、その表れだ。「自分探し」などといったはやり言葉も、目標を失った若い人達の心理を端的に表している。要するに、人は未来の希望や夢、志を持たなくなり、現状に甘んじた時から、目の力を失うのである。


56 ◎職員が除雪作業・・・・経費節減に協力 「2004・12・24」

  ドカッと雪がきました。雪かきに大汗をかいたことでしょう。役場庁舎の駐車場も混乱。うれしいことに、今年は職員が正面玄関・通路・裏玄関・本町集会所玄関口の除雪を引き受けてくれた。経費節減協力に感謝です。22日のドカ雪の日は、始業30分前に当番課が除雪に汗を流して作業。ありがたいことです。


55 ◎現場から逃げる・・・・子供に徹底 「2004・12・24」

  最近・七飯町で立て続けに発生。上藤城地区で「親せきのおじさんだよ。車にのらないか」、と小学女児が声をかけられた。女児は事前指導を受けていたため、その場から逃げて無事でした。その前には、車に乗せられ一時間ほど連れまわらせられた事件も発生したが、大事に至らなかった。とにかくみんなで監視、忘れずに。


54 ◎松寿千歳色・・・・松寿千年緑 「2004・12・23」

  我が家の寺は、曹洞宗・円通寺。禅寺には「松」が植えられていのすよね。禅では、松の常緑の堅固さ、その不変性に託しているという。「松寿千年翠(みどり)」 松の緑は、千年の歳月を経ても、寒暑や風雪に耐え、色を変えない。そこに尊さがあるんだそうです。「松」 大切にしましょうね。


53 ◎飲料・37年間継続・・・・50万円・平成元年から継続 「2004・12・23」

  今年も恒例のプレゼントが届けられました。北海道コカ・コーラボトリング株式会社からは、福祉施設入居者にクリスマス・プレゼントとして、510本の飲料が。函館なとり・メイホク食品の親会社・王子食品からは、平成元年から毎年届き、今年は50万円が社会福祉協議会に。12月はこのほかあちこちから福祉に対する善意が届けられます。ありがたいことです。善意に感謝。


52 ◎二股岳・・・・ドクター野納の山便り 「2004・12・22」

  大野町民は、函館日赤病院副院長・野納(やのう)邦昭さんに、乳がん・マンモグラフィー検査診断でお世話になっています。登山家で医療雑誌「メディカルはこだて」に「山便り」を連載しています。このほど発売された「冬号」に、「絶妙な存在場所による展望の穴場」として二股岳を紹介しています。私も数回登っています。826メートルの山頂へは、初心者でも1時間半ほどで登れます。興味のある方は中央公民館・図書室でどうぞ。


51 ◎最新鋭の高規格救急車・・・・来年2月配備 「2004・12・22」

  大野消防署に来年2月、「高規格救急車」が配置されます。購入費は装備を含めて 3千5百万円なり。人工呼吸器・半自動式細動器・輸液ポンプ等の医療機器が搭載されます。更に、自動車電話・FAX等が設備、医師の指示のもとに特定行為も可能になります。救急隊員の中で高度な資格を持つ救急救命士は、大野消防署に7人・上磯消防署に8人。七飯消防署に6人配置されています。


50 ◎スズメの千声・鶴の一声・・・・小鳥の多い年は豊作 「2004・12・21」

  大沼国定公園、白鳥が楽しめる時節になりましたね。この頃は、特産品の「わかさぎ」を食べる鳥が飛来してきて悩みだという。鳥は昔からのたとえに使われる縁起もの、温かく見守りたいところだが。 


49 ◎なずけ親は・・・・作曲家・遠藤実さん 「2004・12・21」

  私は高校には函館バスで通学した。その終点は松風町の本社(今は空き地)。その隣が「大映」の映画館だった。今でもハッキリ憶えているのは、映画館をお客が何周も取り巻いた光景。昭和38年「高校三年生」でデビューした舟木一夫・主演の同名映画を観る人が。当時、西郷輝彦・橋幸夫と「歌謡御三家」として1960年代を沸かした舟木一夫さん、この12月に「還暦」を迎えたという。制服が似合い・さわやかさが売り物だった。趣味がパチンコということですから身近に感じますね。スターは落ち目の時が辛いといわれますが、舟木一夫さんもその苦労を味わった一人なのでは。


48 ◎芥川隆行派・・・・それとも・玉置宏派 「2004・12・20」

  歌謡曲は、司会者のナレーションが華を添え引き立たせますよね。石原裕次郎の「夜霧よ今夜も ありがとう」のナレーションを紹介します。芥川隆行さん 「二人をやさしく 夜霧がつつむ 恋の夜ふけの しのび逢い いつしか幸せ つかむ日を 夜霧よ お前は知っている」。玉置宏さん 「木の葉が落ちて 冬になる 若葉が萌えて 夏になる 季節は移ってゆくけれど 私の愛は あなただけ 胸に秘めた 面影を 今夜も優しく 包んでくれる 夜霧よ今夜もありがとう」。


47 ◎人の悪口はダメ・・・・文句もダメ 「2004・12・20」

  読売新聞の人生案内。40代の女性会社員。同僚のことで相談。「彼女はとにかく自分が一番仕事ができると思っていて、口を開けば他人の悪口ばかりです。くずくず仕事をしている人や、ミスをする人は許せないようです。回答は、「他人のミスが許せず、文句ばっかりいって、目をつりあげ、周りの人を緊張させる彼女は、本当に仕事ができる人と言えるでしょうか。本当に有能な人は、いつのまにか仕事をすませてしまっているものです。


46 ◎この話・・・・通るか?通らないか? 「2004・12・19」

  共同通信によれば、徳島県のある村で、「村職員幹部が勧奨退職に応じれば、代わりに子供を職員として採用する」と持ちかけた。第一次試験は6人が受験し、職員の子5人が合格し村外者は不合格となった。まだ第二次試験の途中で合格者は決まっていないという。村長は、「職員の世代交代を進めるためで不思議でもなんでもない。給料の安い若手に切り替え、人件費を安くするためだ」と話しているというが・・・・・。


45 ◎あなたは大丈夫ですか・・・・間違った思い込み 「2004・12・19」

  「間違った思い込み」というのは自分自身では気付かないものですね。私の苗字「吉田」の「吉」ですが、小さいときからず〜と口の上は「土」を書いてきた。ところが、財産の登記変更をするとき法務局から、「名前の字が違っているので取り下げです」と言われ初めて間違いに気付きました。戸籍も確認したら、やっぱり「士」の吉なんです。父と母に一度も注意されたことがなく過ごしてきたのが不思議です。


44 ◎人情時代小説で・・・心遣いを考えてみよう 「2004・12・18」

  「冬場の水仕事はきついもんや」。ほんのちょっとした心遣いで、ぐんと楽になることが世の中になんぼでもある。あんたは、いずれは江戸屋を切り盛りする人や。その心遣いを覚えたら、ええ女将になるで」。深川の老舗料亭「江戸屋」の女将と娘の波瀾の人生を描いた、山本一力の「梅咲きぬ」は、中央公民館・図書室で読もう。


43 ◎救急車隊員・・・・研修研修また研修 「2004・12・18」

  救急車に消防署員であれば誰でも乗れるのでしょうか?、素朴な質問が。救急車に乗る資格は、250時間の研修を受けることによって与えられるという。さらに、実務経験5年又は2千時間以上の救急隊員が835時間の研修を終えると救急救命士の受験資格が与えられ、そして国家試験に合格すれば、救急救命士となる。


42 ◎わかるなあ・・・・風習に疲れ島を出た妻 「2004・12・17」

  読売新聞に、ある島に住む50代会社員の悩みが載った。昨年妻の親が入院、看護のため実家に戻った。ところが親が亡くなった後も帰って来ない。原因は、島の風習や町内会の世話で疲れたというもの、どうしたらよいかという質問。回答者は、あなた自身との食い違いでは、と指摘。私は女性の気持ちもわかるなあ。田舎に住めば、都会育ちの人には考えられない苦痛がありますよね。


41 ◎幅広い年代支持・・・・動物柄のネクタイ「2004・12・17」

  「流行」って言葉が適当なのか、それとも「人気商品」かな。動物柄のネクタイが人気なんだって。クリスマスの12月はトナカイが一番人気。昔からの定番は、馬・ペンギン・羊など。ネクタイはクリスマスの12月と父の日の6月が売れるという。みなさんもプレゼントのときは、おしゃれな動物柄も視野に入れてはいかが。


40 ◎吹雪く北風・・・耐えて咲く親子草 「2004・12・16」

  歌手の小林幸子さんが、新潟県中越地震の被災者を励ます新曲 「越後絶唱」 を吹き込んだという。「がんばってがんばってつよく生きるのよ 吹雪く北国に耐えて咲く 親子草(おやこぐさ)・・・・・」 厳冬に耐えて春を待つ親子に、復興を信じながら不自由な暮らしを続ける住民の姿を重ねて歌ったという。自身は新潟県生まれ、40年前の新潟地震では実家も被害にあった。「つらさは痛いほどわかる。私にできることは歌うこと。被災した方に元気づけになれば」 と51才小林幸子はガンバル。


39 ◎狭い施設は不健康・・・・話はわかるが??? 「2004・12・16」

  70年の歴史を誇るアメリカ・サンフランシスコの動物園に、ゾウさん飼育禁止令が出された。この動物園では今年、寿命を迎える前に2頭死亡した。残る1頭も健康状態に問題が。市当局は現在の2千平方メートルを30倍に拡大するよう命令。このような命令が、ホッキョクグマやサイなどに広がりそうだという。ヒョットしたら動物園から動物が消えさる時代がくるのでは。


38 ◎散歩が一番・・・見学者も一番 「2004・12・15」

  旭川市の旭山動物園は、次々と話題を提供しますね。キングペンギンの運動量が落ちての「冬太り」対策として散歩をさせることに。ペンギン館から正門までの往復500メートル。初日は200人が楽しんだという。人間と同じで、散歩はペンギンにとっても何よりの健康薬なんですね。


37 ◎老人ドライバー急増の中・・・・勇気ある提案 「2004・12・15」

  芝桜で有名な・滝上町は、町内を走る国道273号のうち34.8キロについて、札幌・旭川への観光・物流の振興を目的に、車の制限速度を60キロから70キロにするよう構造改革特区申請をしたという。私の個人的感想ですが、60キロ制限のところは少しオーバーぎみの速度で走るのが常識的になっていることからすれば、70キロにアップすれば・・・・・・。心配もあるなあ。


36 ◎戦後の混迷期・・・歌謡曲で夢や希望を国民に 「2004・12・14」

  「吉田学校」 「吉田メロディー」 小・中学校時代からよく耳にした。日本ビクターの作曲家・吉田正さんのことをこう呼んだ。年配の方ならわかりますよね。昭和32年の「東京午前3時」「夜霧の第二国道」「有楽町で逢いましょう」。昭和35年には「誰よりも君を愛す」、それに橋幸夫の「潮来笠」。昭和37年には「いつでも夢を」・・・・出す曲・出す曲がヒットの連続でした。「一週間のごぶさたでした」で有名な、ロッテ歌のアルバムの司会者だった玉置宏さんが、吉田正さんを紹介するナレーションで当時を思い出してみましょう。「むせび泣く夜の底から 男を思う女の心の叫びが聞こえてくるような吉田メロディー 淋しげな男の 女に寄せる想いも 胸に忍び込んでくる吉田メロディー 瞳(め)をとじれば そこは夜 瞼のうらを染めるのは 夜の街灯 重ねるグラスに ふともれる やるせない吐息」。   


35 ◎気配り好評・・・・女ですもの 「2004・12・14」

  函館新聞に、函館バス運転手・須田寿子さん(26)のことが紹介されました。高校を卒業してから4年間、トラックの運転ををしての転進。「お客さんには、女性だから下手くそだと思われたくない」、という気の強さが魅力。「引退するまで、無事故を貫きたい」 「心がけていることは、ダイヤに遅れても焦らないこと」。私が20年位前だろうか、北京で連結バスの運転を女性がしていたので、驚いたことがある。日本は、「バスやトラックの運転は男の仕事」という認識が強かったが、こういう時代にサヨーナラですね。


34 ◎当たり前の時代到来か?・・・厳しい女性上司 「2004・12・13」

  読売新聞・「日本語の現場」から。東京の池袋や六本木など高層ビルの清掃を請け負う会社のマネジャー・黒川貴子さん。現場スタッフは200人。ほとんどは20歳代の若者。「凡ミスするな」 「確認しろ」 「仕事を甘くみるな」 「もっと考えろ」 「あいさつは人に向かってするもんだ。床にあいさつしてどうする」。男女関係なくこんな命令調で指示を飛ばす。「乱暴だなと反省はしています」、しかし「仕事に危険も伴うので・・・」。あなたはどう考えますか。


33 ◎台風常陸(台風上陸)・・・・酸味一杯(三位一体) 「2004・12・13」

  住友生命が募集した 「創作熟語」 の優秀作品が発表された。「後寝五輪」 テレビ観戦寝不足のアテネ五輪を現したもの。「仙台一遇(千載一遇)」 プロ野球誕生にわく仙台市民の思い。「様 様 様 様」 これはわかるでしょう、ヨン様ことぺ・ヨンジュンさん。


32 ◎北海道新幹線・・・大野平野を颯爽と 「2004・12・12」

  稲穂たなびく大野平野を北海道新幹線が走る、感無量の一語。先輩などの長い長い誘致運動の賜物です。10日に開催された「整備新幹線に係る政府・与党ワーキンググループ」で決定。着工年度は17年度、完成年度は来週決まる。まずは 「乾杯」。


31 ◎当たり前だったなあ・・・・針一本で10人に注射 「2004・12・12」

  読売新聞に、「1本の針で10人に注射」の記事が。「昔は予防接種をする時は、1本の注射器に10人分のワクチンを吸い上げ、消毒綿で針を拭きながら・・・・・・」という内容。私も憶えていますし、誰も疑問を持たない時代だったなあ。しかし、これがさまざまな病気感染につながる恐れがあるんですね。国が改善指導したのが1,998年になってからだという。あぶない経験をした身に憶えのある方もいるでしょう。


30 ◎穴だらけ つぎはぎだらけだったなあ・・・障子 「2004・12・11」

  年末が近づくと、我が家では毎年 「障子の張替え」 が定番だった。紙質が悪かったのか、茶色にすすけていたなあ。今住んでいる我が家は築20年を超えるが、張替えはほんの数回。穴を開ける小さな子どもがいないことも一因だが。


29 ◎たばこ税・・・収めて世間に 煙たがれ 「2004・12・11」

  第一生命のサラリーマン川柳。昨年の一位は「課長いる?」返ったこたえは「いりません」。でも下位にも面白いのがいっぱいありますよ。第96位・「我が家でも まもなく政権 交替か」。第90位・いつからか? 父さん(倒産)禁句 パパと呼ぶ」。第71位・「停年で 留守番出来たと 妻出掛け」。第45位・「飲み放題 気がつきゃ タクシー一万円」。世相あった川柳、どんな人が考えたんでしょうかね。


28 ◎朱色の大きなちょうちん・・・浅草寺で新調 「2004・12・10」

  東京・浅草・浅草寺(せんそうじ)本堂のちょうちんが、10年ぶりに新調。台風の被害で傷みがひどくなったという。直径3.5メートル、高さ4.5メートル、というから大きいですね。作っているのは京都のちょうちん屋さん。12月18日頃お披露目だそう。


27 ◎税の安さが魅力だったが・・・残念 「2004・12・10」

  三位一体改革は、補助金等を削った見返りに税財源を移譲するというもの。ところが小さな町は、課税する基礎がないですね。今年は住民税の均等割が、2千円から3千円に引き上げられました。来年は、軽自動車税を移譲財源のひとつに考え値上げするという。国税・道税・町税、総体で個人負担が上がらないことを忘れないで改革を進めてほしい。


26 ◎住宅の中を・・・電車がスイスイ 「2004・12・9」

  羽田空港から都心に入るとき、京急線を利用。空港駅から品川駅の車窓を眺めて驚くことがあります。住宅と住宅の間を電車は縫って走り、住宅と電車の感覚は手の届く近さ。所々簡単な防音壁はあるが、暮らしている人は慣れてしまったのでしょうね。


25 ◎成果を期待・・・社会保険庁改革 「2004・12・9」

  何かと風あたりの強い社会保険庁がマナーの通達を職員に出したという。「呼び出し音が鳴ったら、すぐに電話に出ましょう」 「出る時は、所属名と自分の名前を名乗りましょう」 「お客様の気持ちに立って対応しましょう」 以上が電話応対。次に窓口対応。「明るいあいさつでお迎えしましょう」 「積極的にひと声、声をかけましょう」。初心に返りガンバルという姿勢に期待したい。


24 ◎江戸っ子だーい・・・待った・資格条件あり??? 「2004・12・8」

  東京のタクシーの運転士さんは親切ですね。田舎出身の人が多く、会話も楽しいですよ。「運転士さん、出身はどちらですか」 「私は東京なんです」 「じゃあ 江戸っ子ですね」 「お客さん、江戸っ子は親子三代続いて初めて使えるんですよ。私はまだ二代目で、生粋の江戸っ子ではないんですよ」。都会にも、暗黙のしきたりがあるんですね。


23 ◎ハクション大王増えそう・・・耳鼻咽喉科・満員御礼??? 「2004・12・8」

  気象業務支援センターが、来春のスギとヒノキの花粉飛散量は平年の1.5〜2倍になりそうだと発表。花粉の少なかった今春に比べると、10〜30倍になることも予想されるという。原因は猛暑少雨や冷夏だという。花粉に弱い人、対策を早めに立てましょう。


22 ◎石焼き芋・・・昔リヤカー・今百貨店 「2004・12・7」

  北海道東京事務所にいたら、「石焼き芋」の声が。なつかしいねえ。我が家では、薪ストーブの天火を使い焼いて食べた。その甘さは今でも舌に。昔はリヤカーでの販売が主流だったが、今は自動車だものね。東京では百貨店でコーナーが設けられ、石焼き芋専門店も出現。ブームとなるかもね。


21 ◎効果ありそう・・・空き缶回収機 「2004・12・7」

  空き缶を入れるとアルミとスチールに分別。次に缶を6分の1に圧縮、ペットボトルは10分の1に破砕。これ以外のものを入れた場合は、自動的に見分けて機械の外に出すという。その上、当たりクジや商店街の割引券も出せるという。来春から東京方面で試験的に導入される。すぐれものに育ってほしいですね。


20 ◎万法帰一・・・すべては「一」が根源 「2004・12・6」

 ほっとする禅語に 「万法帰一(まんぽうきいち)」 の言葉が。質問すればいいってものではありません、という意味なんだそうですね。相手の言うことにどのように答えるかで、その人の幅が窺(うかが)えるという。やけに力の入った質問や相手を負かそうとする質問、わかっているのに試すための質問。質問に間髪入れない痛快な答えはその人のセンスが瞬時に伝わります。真面目に答えればいいというものではない、その場の空気もキャッチする感性が必要だという。私は背伸びした質問をすることがあるなあ。反省・反省で〜す。


19 ◎日本人の文化・・・お互いを思い合う 「2004・12・6」

 江戸時代小説の作家・山本一力さん。「元禄のころから料亭遊びが急速に広まったが、料亭といえどもつくりは木と紙と竹だから、物音は当然筒抜けになる。そういう時にどうしたか。隣で三味線が聞こえ出したら、こちらは自分たちも一段、一調子音色を下げる。お互い遊んでいる中で音を下げる。そういう時に、おれが借りている座敷だ、文句あるかとジャカスカやるのは、これは恥なんだよ、みっともないんだよということを、みんなが共通理解もとして取り組んでいた」。と講演で語る。今の時代に、少〜〜し欠けている文化なのかも。


18 ◎道産・新ソバ収穫激減・・・ソバ好き人間・困った 「2004・12・5」

 新ソバが出回る時節ですが、台風18号の被害で品薄だという。ソバの実の一俵は45キロ。例年なら一万円が相場ですが、今年は知人に頼み倍の2万円でようやく手に入りました。ソバ産地では、信頼を守るために価格を高くするわけにもいかず悩んでいることと思います。ソバ好きの一人として、来年は豊穣で価格の良い年であってほしいなあ。


17 ◎羽田空港に空弁(そらべん)専門店・・・時代が求める 「2004・12・5」

 以前、飛行機の中で弁当を食べる人が増えていることを書きました。羽田空港第2ターミナル売店に、「空弁」専用の店が現れました。着実に客を増やしているようです。750円〜1000円と手ごろな値段です。売れる条件は、機内の小さなテーブルにのるサイズ・ボリュームは腹ごしらえ程度・駅弁より安いこと・弁当のにおいが広ろまらないもの・ですって。人気商品は一日千個も売れるそう。


16 ◎利便性アップ・・・羽田空港 「2004・12・4」

 羽田空港の旅客ターミナルが12月1日オープン、便利になりました。函館便の出発は、今まではバスで駐機場に向かい、タラップを使用するというのがほとんどでした。雨の日・風の日は大変、それに荷物の多い時も。それが、ほとんどの便が、ターミナルから直接搭乗できるようになりました。助かるなあ。


15 ◎もうあとがない・・・勇気ある告白 「2004・12・4」

 東京・永田町で感じることは、国会議員さんの忙しさはハンパでないなあ、ということです。体力・知力が常に良好でなければやっていけない世界ですね。44歳・初の女性総理の呼び声高い 野田聖子 衆議院議員の告白 「私は 産みたい」を読むと、そのようすが痛いほどわかります。40才で職場結婚した国会議員を待っていたのは、不妊治療の高い壁。間断ない検査、憂鬱な服薬、注射、そして恐れていた・・・・・・・・。32歳の若さで国政に飛び込み、37歳で戦後最年少の大臣に。この勇気ある告白、中央公民館・図書室で読もう。


14 ◎介護入門・・・芥川賞受賞作 「2004・12・3」

 「介護入門」・作者モブ・ノリオ。俺はいつもオバアチャン、オバアチャン、オバアチャンで、この家にいて祖母に向き合う時にだけ、辛うじてこの世に存在しているみたいだ。中央公民館図書室で読んでみよう。


13 ◎最終学歴・・・自動車学校? 「2004・12・3」

 疲れが出た時は、綾小路きみまろさんの小話でブッ飛ばしましょう。 「おじいちゃん、ちょっと聞きますけれど、長生きの秘訣は何ですか。馬鹿野郎!息をすることを忘れないことだ」。


12 ◎クリスマスの電飾・・・心が和みます 「2004・12・2」

  クリスマスの時節。最近、電飾をつける家庭が増えてきましたね。豪華な電飾は、道行く人を楽しませてくれます。この時期になると思い出すなあ。昭和48年の石油ショックは、電力消費節減やNHKは放送終了が早めたりなど・・・・。歓楽街のネオンも消え、街の明かりも半減でした、みなさん覚えているでしょう。今は幸せな時代ですね。


11 ◎浦島太郎の4世代?その4・・・晩酌亭毎日さんのぼやき節 「2004・12・2」

  Cそして現在が4世代目。「エー、スペースシャトルが空を飛び、宇宙飛行はもう間近。耳はラジカセ目はTV、口は携帯指パソコン、もう一つ体が欲しい程。物は何でもあるけれど、あるあるばかりじゃつまらない。これがまことのアル中毒・・・」如何でしょうか。4世代がいっしょに生活しているということは、こんなに違う生活環境の中で生まれ育った人たちが同居しているということでこざいます。電気もない、電話もない時代を生きてきたスーパー爺さん婆さんの世代には、今の生活は、あの浦島太郎と同じような気持ちかも知れませんな。いや、若者の世代だって、今から100年前の生活は、それこそ浦島太郎の物語を聞いているような気持ちかも知れませんぞ。


10 ◎師走・・・どなた様も走り回りましょう 「2004・12・1」

  師走ですね。北海道では慣習なしですが、本州ではお正月もお盆と同じように坊さんが各家を・・・・。そこから馳せ走ることからなど諸説がたくさんあって語源が不詳なんですってね。子供の頃は、「学校の先生が忙しく走り回る時節」と教えられたなあ。先生は「師走」以外はヒマなんですか?、という声も聞こえてきそう。とにかく、12月はどなた様も忙しい、カゼに気をつけ動き回りましょうね。


9 ◎浦島太郎の4世代?その3・・・晩酌亭毎日さんのぼやき節 「2004・12・1」

  B三世代目が、新人類と命名された昭和35〜40の高度経済成長期に生まれた世代。現在40才前後で、マンガブームの元祖の世代でもあります。「エー、電化製品花盛り、冷蔵・洗濯・白黒TV、三種の神器は過去となり、代わって登場新三種。カーにクーラー、カラーのTV。電化・電化でカカアも電化(天下)。得意な料理はカアチャンヤスメ。それってなに?。カレー、チャーハン、ヤキソバに、スパゲッティとメダマヤキ、これを纏めてカアチャンヤスメ。オール電化の到来です」  


8 ◎白 白 白 まもなく冬・・・気霜の候 「2004・11・30」

  初雪も降り、冬の訪れを感じますね。「気霜(きそう)」とは、寒さに出会って白くなる吐息のことだそう。人の息だけでなく、ワンちゃんの息も見てごらん。11月27日の我が家から見た周りの山々は、「横津岳」は白、「駒ケ岳」も白、そして「木地挽山」も白。


7 ◎浦島太郎の4世代?その2・・・晩酌亭毎日さんのぼやき節 「2004・11・30」

  A大正の終わりから昭和10年前後のミドル爺さん婆さんの世代。「エー、ラジオがやっとこ現れた。アナウンサーが言ったとさ、(アーアー聞こえますか)。産めよ殖やせよ子は宝、贅沢は敵とおだてられ、ほしがりません勝つまでは。お金があっても物がねえ、お米もなければ衣類もねえ、あるのは子供の口ばかり。カストリ焼酎ウサ晴らし」。ラジオの最初の放送は大正14年で、その時アナウンサーは、「アーアー聞こえますか、JOAKこちら東京放送局」・・・こう言ったそうです。カストリ焼酎とは、いもなどから造る粗悪な密造の焼酎で、この時代の文化をカストリ文化と言いました。


6 ◎浦島太郎の4世代?その1・・・晩酌亭毎日さんのぼやき節 「2004・11・29」

  元檜山支庁長・野村晃一さんの浦島太郎4世代を、4回にわたり紹介します。@世代が明治生まれのスーパー爺さん婆さん。「エー、電気がない、電話もない、ラジオもなければ汽車すらないの。自動車なんか見たことないわ。ライト兄弟空飛んだ? それは嘘だよ信じちゃ駄目よ。あれもない、これもない、ないないばかりできりがない。面白おかしくなんともない」。明治生まれの人、少なくなりましたね。


5 ◎貴重です・・・大先輩の話 「2004・11・29」

  大先輩の話は、説得力がありますね。大木の幹をほめる人はいるが、どんなに立派な枝がついていてもそこに目はいかないものだ。枝があってはじめて大木となる。仕事だって同じだよ、いい部下がいて・はじめていい仕事が。皆さん、枝に感謝を忘れないようにしましょうね。


4 ◎我が家も我が家も??・・・恐妻家 「2004・11・28」

  「戦後強くなったのは女と靴下」という言葉、小さい頃からよく聞かされましたね。そして、「恐妻」という言葉も流行りました。ところがこの頃は、「恐妻」という言葉を耳にしませんね。日本全国・「恐妻家」???になったので、使うまでもない・ということなのでしょうね。


3 ◎脳が衰えても・・・自分らしく生きる 「2004・11・28」

  京都市でアルツハイマー国際会議が行われました。欧米では「痴呆は人生の終わりではない」、という訴えが広がりをみせているという。茨城県に住む73歳の男性が、「私はアルツハイマーの患者の一人です」と講演。「順風漫帆な第二の人生に異変が起こったのは5年程前。運転中自分がどこへ行くのかわからなくなった。そして、もの忘れ症を診てもらうことの抵抗感などの体験を話した。痴呆症になったら何もできないと思われているが、普通に生活している。このことを知ってほしく、2千人の聴衆の前に立った」。日本では痴呆への理解は今イチですね。高齢者虐待されている人の8割は痴呆症状のある人だという。教育の大切さを痛感します。


2 ◎出口なし・・・ハマれば 「2004・11・27」

  「母がパチンコ依存症で困っています。1年前に祖母が残した遺産を手にしてから、パートをやめて毎日のようにパチンコに通っている。私はきつく注意したり、泣いてお願いしたりしましたが、全く効果はありません。遺産もほとんど使ってしまいました。・・・・・・」。どうしたらよいでしょうという投書が読売新聞に。「依存症は、目を向けたくない心の痛みがある時、それをまぎらわすためにたよることから始まり、それが日常生活をおびやかす」と専門家はいう。


1 ◎ご祝儀・ごかんべんを・・・55人の子宝 「2004・11・27」

  第11代将軍・徳川家斉は、55人の子供をもうけたという。第12代将軍・徳川家慶は27人。この時代、誕生祝をする側の大名・旗本は大変だったらしい。そこで家斉は、7人目の子供が誕生したあとは、「祝儀省略」の文書をだしたという。皆さんの周りでこんなことがあったら、「どうしますか」。


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