上ノ国町立上ノ国小学校
へき地級 特
児童数 141名
学級数 8(2)学級
( )は特別支援学級
知的障害児学級 1
情緒障害児学級 1
肢体不自由学級 0
病 弱 学 級 0
職員数 20名
うち 養護教諭 1名
事務職員 1名
公務補 1名
1,学校の沿革
(1)本校創立前の歴史
今をさかのぼること391年前(慶長15年、1610年)、新羅の記録によると、勅勘を持って蝦夷地遠流となった、従四位左近衛歩将忠長が、上ノ国で子弟に初学を教えた(北海道における教育の始まりと言われる)と言われ、天明(1781年)の頃には、松前の儒臣、新田主税が寺小屋を、更に慶応(1865年)には、上ノ国の名主矢代七郎兵衛が寺小屋を開設し、初学や華道を教えていたことが記録として残されています。
これらの教育は、明治11年(1878年)本校の前身である「勝山学校」の創立まで続いていたことが明らかです。
(2) 沿革の概要
明治11年11月 7日 勝山小学校創立、児童数44名、教師1名
12年11月10日 校舎落成(洋式2教室、教員住宅付 59坪)
15年11月30日 砂館小学校創立 児童数16名、教師1名 (北村、砂館神社境内)
大正 3年 4月 1日 勝山小学校、砂館小学校、中須田小学校(一部)
を併合し、上ノ国第一尋常小学校となる。
5年 4月 1日 上ノ国第一尋常高等小学校と校名改称(高等科設置)
6年 4月 1日 上ノ国中央尋常高等小学校と校名改称
昭和16年 4月 1日 上ノ国中央国民学校と改称 11学級編制
22年 4月 1日 上ノ国小学校と改称
53年11月 5日 上ノ国小学校創立百周年記念式典挙行
63年 2月 5日 校舎落成記念式典挙行
平成 4年 7月14日 サフォ−ク(綿羊)歓迎式を行う。
平成20年 6月 9日 130周年記念航空写真撮影
平成22年12月 1日 羊お別れ集会(羊飼育終了)
平成26年 4月 ほっかいどう学力向上推進事業「地域の学力向上支援事業」拠点校 7月 大規模改修工事開始(工期2年) 平成27年 4月 大規模改修工事2年次開始
2,学校の現況
本校の校区は、国道228号沿いに東西約5.2Km、南北2Kmにわたり上ノ国町の中心部に位置します。保護者戸数戸、児童数181名で、年々現象傾向を示していて、普通学級6学級、特別支援学級3学級の編制となっています。教室からは、中世の丘として親しまれている夷王山、日本海に注ぐ天の川を望み、四季折々の変化を楽しむことができる、豊かな自然に恵まれています。平成4年から、ふるさと学習の一環としてサフォ−ク種の羊を2頭飼育しておりました。
しかし、惜しまれつつ平成22年末に羊お別れ集会を行い、現在は羊の飼育は行なっておりません。
3,学校の教育目標
「自立」と「共生」
<進んで学ぶ子ども>
○自分のよさや可能性に気づき、進んで学ぶことができるようにします
<思いやりにあふれた子ども>
○友達のよさや痛みに共感し、思いやりにあふれた生活ができるようにします
<ふるさとを愛する子ども>
○ふるさと上ノ国の人と自然に学び遊び、意欲と誇りをもつことができるようにします
4,学校経営の方針
学校経営の方針 「〜子どもと教師の信頼関係の中で向上心の高揚〜」
平成28年度経営の重点
子どもが元気な学校!
・わかる喜びは,教師と児童との学習活動の結果として形成されるものであり,児童にとって,
新しく発見したことや体験して得たものは,興味関心を増幅させて豊かな学 びと自信へと導く
ものであり,意図的計画的に指導することにある。(向上心)
・できる楽しさは,あきらめずねばり強くやり抜いた結果であり,目的をもって活動した学習過程
が満足感をうむ。良い結果は,次の動機付けとなり,学習の継続性や質を 高め自信へと導くも
のであり,根気強い指導の力にある。(達成感)
・分かり合えることの充実は,ともに学び合う学習集団の中で,考えたことや思ったことを丁寧に
伝えるコミュニケーションが大切になる。様々な葛藤を繰り返すことで,自分を知り,相手を知
ることにより,みとめ合う意識が芽生え心を豊かにする。 (共感)
5,校内研究推進の概要
(1)研究主題
自分の思いを豊かに表現し、進んで学習する子どもを目ざして
〜算数的活動の充実を図る学習指導の工夫〜(2/2年次)
(2)研究の仮説
問題解決的な学習において、自分の考えをまとめたり、相手に分かりやすく伝
えたり話し合ったりするなど、表現力を高める場を積極的に位置づけ、充実を図
ることにより、自分の思いを豊かに表現できるであろう。
(3)研究内容
◆研究仮設に関わって
@表現力を高める研究。
A問題解決的な学習の指導過程の研究
B学ぶ楽しさや充実感を味わわせることによる、主体的な学びの研究
