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  ■ 蕎麦と大入袋

  
  
  大入り袋。プロ野球中継などでは、「今日はよく入りました。関係者に大入袋が・・・・・」。とよく聞きますが、一般人にはなじみがないのでは。

  落語家・三遊亭円丈の大入袋によれば、中身は10円〜500円の世界だという。最近は
100円が主流だというから、縁起物なんですね。従って、使わないで神棚などに飾り溜めておく人が多そうです。

  芝居の世界では、大入袋のことを「そば」という習慣があるらしい。江戸時代、芝居街の近くのそば屋は観客や役者で賑わったという。興業主は芝居小屋が満員になると、「そば代」として大入袋を配った。その名残りだという節もある。ヘタな役者は舞台でとちると、罰金として他の役者からそばをたかられたという。

  蕎麦は、食文化だけでなく、庶民の様々な生活・文化に影響を与えてきたのですね。

  (ヒゲタ醤油の広告参照)
  
 
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