■ そば屋と美味しくつきあう１０ケ条
落語家 林家たい平さんの「そば屋と美味しくつきあう１０ケ条」。
① 自分だけの名店探しから始めるべし
そば屋探しは恋愛と同じ。どんな主人で、どんなそばを食べさせてくれるか。
② ポールポジションに座るべし
常連の店を決めたら、メニュー全体が見え、なおかつ調理場の主人と目の合う席。
③ いきなりそばをたのむべからず
軽く手をあげ、「お酒とおさわ下さい」。主人に、「大人だなぁー」、「ただ者じゃあねー
ぞ」、と思わせる。
④ もりに始まり、もりに終わるべし
壁に「ニシンそば」と書いていようが、隣の客がおいしそうな「鴨南ばん」を食べていよう
が、注文するのは「もり」。
⑤ 真の満腹は心の満腹、と心得るべし
「大盛り」と注文しない。腹がすいている時は「もり２枚」と注文する。そばが本当に好き
なんだなあと思われる。
⑥ まずは、つゆをつけずに味わうべし
最初は、つゆをつけずに口にいれましょう。
⑦ ちょいとつける、が肝心
つゆわたっぷりつけて食べるのは田舎者。江戸っ子は、ちょっと下のほうだけつけて食
べる。
⑧ 薬味を楽しむべし
いきなり入れずに、まずはつゆを楽しむ。
⑨ 音をたてて、元気よくすするべし
ひとたび食べ始めたら元気よく、大きな音をたてて口の中へ。
⑩ そば湯でシメるべし
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