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No.62  2004.7

この町長通信は、毎日2つのコラムを配信目標にしています。出張などでかなわぬ時もありますが、毎日開いてご覧いただければ幸いです。インターネットをご利用でない方で・愛読希望の場合、ハガキでお申し込みください。毎月末にお届けいたします。あて先=041−1242 大野町字市渡176番地  吉田幸二 宛です。

58 ◎森からの贈り物・・・・長所いっぱい 「2004・6・24」

  木材の良い所は、「軽くて強い」 「適度にやわらかい」 「けずりやすい」 「熱を伝えにくい」 「湿度を調節する」 などたくさんあるという。家庭では、トイレットペーパー・チリ紙・本・化粧品・家具などなど。それに、楽器のピアノ・ギター・バイオリン・・・・・・も木材が活用されている。ずいぶんお世話になっていますね。木はやっぱり大切だ。自分の使った分は、自分で植林がんばろう。

57 ◎負けても当たり前・・・・勝っても当たり前 「2004・6・25」

  小さい頃から、巨人は勝って当たり前と思い込んで応援してきた。川上監督時代の「常勝巨人」が、まだ頭からはなれない。この頃、ようやく巨人も普通の球団ということが、私の頭の中で理解できるように。「一喜一憂」・常勝でないからこそ勝ったときのうれしさが倍増するのかも。それにしても北海道シリーズのだらしなさ、気になるねえ。 

56 ◎松下幸之助さんの話・・・・失敗を素直に認める 「2004・6・24」

  たとえ、どんな偉大な仕事に成功したという人でも、何の失敗もしたことがないという人はいないと思います。ことに当たって、いろいろ失敗して、その都度そこに何かを発見し、そういうことを幾度となく体験しつつ、だんだん成長していき、ついには立派な信念を自分の心に植付け、偉大な業績を成し遂げるに至ったのではないでしょうか。大切なことは、何らかの失敗があって困難な事態に陥ったときに、それを素直に自分の失敗と認めていくということです。失敗の原因を素直に認識し、「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」 というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。

55 ◎社長捨て運転手・・・・女将は接待係り 「2004・6・24」

  読売新聞に、「社長捨て 名 残すか、それとも一族経営守るか」 の記事が。栃木県・奥日光の温泉「ホテル四季彩」の社長・神尾保さん(70歳)が、近く経営を退き、株主の立場を失うという。16億円を投じて建設したが売上が伸びず多額の借金が。そこで、産業再生機構の支援を受けることになった。従業員とホテルを残せるというので決めた。助けてもらうのだから、自分は送迎バスの運転手・女将の妻は接客係りの従業員。客の少ない時期を乗り切る 「越冬融資」 が断られたことが命とりになったという。人生いろいろ・方向転換もいろいろですね。 

54 ◎家にいるのか・・・・いないのか 「2004・6・23」

  新聞に 「留守」 について?が。漢字の通り読めば「留まって守る」だから、留守ではなく、家にいることになる。不在の意味に使われるようになったのは、鎌倉時代以降のようだという。「留守を頼む」 「留守を預かる」 といった言い方がもともとの用法だそうだが。なんとなくスッキリしませんね。

53 ◎世代責任・・・・3つの欠落 「2004・6・23」

  志ネットワークの代表 上甲晃 さんの言葉。今までの高齢者に比べてみて、3つの大切なものが欠けているという。第一は 「貧乏体験」 もったいないがわからない年寄りが増える。第二に 「戦争体験」 戦争を繰り返してはいけない、と戦争経験のある人は骨身に感じている。第三に 「宗教体験」 バチがあたる・ご先祖に申し訳ない、いった言葉も死語に。こういう心配、私自身も反省させられますね。 

52 ◎職人芸・・・・職務質問指導官 「2004・6・22」

  事件の早期解決・未然防止に職務質問は欠かせないという。情報が何もない状態から、潜在する犯罪を見つけ出す地道な仕事。攻めの捜査で「警察力」の大切な分野、でも若手警察官には嫌われる職種だという。警察手帳を出したり・威圧的な声をだしたりせず、相手の気分を害さないよう細心の注意を払うのがコツだという。何の職種にも通じますね。この話、読売新聞・「道警でただ一人の職務質問指導官 森沢利三 さん」 からひろい読み。

51 ◎ヘソクリの場所を忘れて妻に聞き・・・・どこにお隠しですか 「2004・6・22」

  昔の家は、天井裏に入ることができるよう、天井が1ケ所・押上ることができるようになっていたなあ。そこはヘソクリの大金の隠し場所に最適。サザエさんのマンガでも、分厚い大金を数え、それを踏み台を使って天井裏に隠すおじいちゃんが。しかし、ネズミにかじられ・・・・・・・・。隠し場所はこのほか、掛けてある絵画の後ろなど楽しさがありましたね。今はどうだろう、ヘソクリさえもない状態ですもね。

50 ◎単身赴任者はつらい・・・・朝食どうしようか 「2004・6・21」

  農業新聞に、「単身赴任者・朝食に乱れ」の記事が。朝ごはん実行委員会の調査によれば、単身赴任者の約4割が朝食をとっていないという結果が。朝食をしっかり食べた日は、仕事がはかどると思う人は54%。また、米とパン・どちらが健康に良好かのという問いには、「米」ファンが多かったという。

49 ◎トマト栽培でも・・・・欠かせない・携帯電話ちゃん 「2004・6・21」

  携帯電話がなかったらどうなるんだろう。仕事に生活になくてはならない必需品となってしまいましたね。公衆電話ボックスのまわりが草で覆われているところも。時代の変化を感じます。ところで、農業をしている友達が、「家内にも携帯電話持たせることにしたよ」。つづいて、「トマトのビニールハウスに入ってしまえば、どの棟のどこにいるのか・探すのに一苦労」。携帯電話を持たせておけば・・・・・・。

48 ◎心の庭・・・・手入れが大事 「2004・6・20」

  小さい頃 「なんで悪い人がいるの?」 と聞いた僕に、母はこう答えてくれました。「みんな生まれた時から心の庭を持っているのよ。その庭には、勇気の種、思いやりの種、がんばる種といった優しい種がいっぱいあるの。大人は、子どもたちの種を育ててあげなくちゃいけないのよ。水の替わりに、ほめ言葉や優しい言葉をかけ、お日様の替わりに愛を与えてあげると、素晴らしい花でいっぱいになるの。だけど、まわりに種を育ててくれる親や家族がいなかったら、雑草だらけの心になってしまうのね。でもね、ジョン。だれかが時間をかけて雑そうを一本ずつとってあげれば、また、きれいな花が咲くのよ。だから、悪い子どもだってきめ付けないで、心の庭のおそうじをしてあげればいいのよ」。森が生きる勇気をくれた・中央公民館・図書室で読もう。

47 ◎人を恨んでも・・・・結局・自分が惨めになるだけ 「2004・6・20」

  読売新聞・島倉千代子の時代の証言者。1997年・新宿コマ劇場の公演中、多額の借金がマスコミで取り上げられ、劇場に大勢の債権者が詰めかけた。家に帰れず、劇場で寝泊りしたことも。そして、これが最後の舞台だろう、もうお客様の前に出ることはないだろう、と思っていました。そんな時、手を差し伸べてくれる人がいて、仕事も寝食も面倒みてくれたという。借金5億円は、10年ほどかけて全部返済。原因は、信頼した知人の手形の裏書。人からは、「だまされたんだ」 と言われました。でも、「自分が至らなかったからだ」って思うことにしているんです。「やっぱり器用に 生きられないのね 似たような二人と 笑ってた 鳳仙花 鳳仙花 はじけてとんだ 花だけど 咲かせて欲しいの あなたの胸で」 その後に出したヒット曲 「鳳仙花(ほうせんか)」 この苦労にピツタシと思いませんか。

46 ◎「何をしたか」ではなく「何ができるか」・・・・人間一流 「2004・6・19」

  志ネットワーク代表・上甲晃さんの言葉。若い人は、人間としての一流を目指して切磋琢磨してほしい。「人間の一流」とは、どんな時でも、人のためを考え、行動できる人。自分のことしか考えられない人は、「人間三流」。己の損得計算を超えて、周りを含めた大きな損得計算の上に立ち、行動できる人になってほしい、と説く。

45 ◎コストダウン・・・・さけぶあんたが コスト高 「2004・6・19」

  たまには万能川柳いかがですか。「手に入れて なくて困らぬ 物と知る」 ムダな衝動買い、あるよなあ。「返事しろ 遺影にからむ 手酌酒」 この気持ちも、わかるなあ。「救急車 黙って来てと 電話する」 我が身となればサイレン鳴らさないで来てほしいもね。「僕の席 テレビ背中に 朝ごはん」 奥様を一等席に、幸せ家庭のお手本ですよね。

44 ◎歌い続ける旅・・・・倒れなきゃ仕事は断れない 「2004・6・18」

  読売新聞・時代の証言者から。島倉千代子さんの千曲目は 「悲しみの宿」。「悲しみに耐えかねて 旅にでました あなた 私は今 北日本の小さな宿にいます」 この詞がとても好きだという。別れた人を思って、はらはらと泣いてる女心が・・・・・・。この曲で、1975年・NHK紅白歌合戦で大トリを努めた。新人はすべてライバル。すごい新人がデビューすると聞くと、レコードを買って聴く。新人であれ、いいものはいい。芸能界は倒れなきゃ仕事を断れない世界。息抜きのできないスケジュールでずっと働いてきたという。華やかな世界に見えますが、競争が激しくそして苦労いっぱいの日々なんですね。


43 ◎洪水の守り神・・・・豊な森は 「2004・6・18」

  かたい土に雨が降ると、地下にしみ込むまで数10分かかるという。しかし、森の土ならすぐしみ込んでしまうという。森があると大雨のあとでも洪水になりにくいのは、吸い込んだ水を時間をづらして川に流したり、地下に貯めたりするからなんですって。土の深さを1メートルとすると、日本の森で貯えられる水の量は、中規模ダム8000個分だという。森の大切さわかりますね。森づくりがんばろう。

42 ◎みんないっしょに生きている・・・・めだかの学校 「2004・6・17」

  茨城県の八原小5年生の詩。「めだかは 小さい でもみんなといっしょだと強い みんなといっしょだと心も強い めだかはみんないっしょ そうして めだかは生きている」。なるほど・そうだなあと思いますね。我が町の北海道新幹線の誘致運動。議会・期成会・関係機関・町民が一致団結しての息の長い 「いっしょの行動」 が、今 「効」 をそうしようとしています。メダカ論法の行動の賜物です。


41 ◎やさしさを・・・・雨の日の革靴に 「2004・6・17」

  新聞に靴の話が。「靴にとって雨の一日は、晴れの日一週間分の負担に」、という話が。特に革の靴は、「水で傷みやすい」 「乾く時に変形しやすい」特長があるという。そこで、雨の日用の靴を用意してはという記事。そういえば、ゴルフシューズが雨で濡れた時は、新聞紙をまるめて靴に入れ、変形しないよう扱うなあ。もっと大事にする人は、靴の中にシューキーパー(専用の型)を入れるなあ。遊びの靴だけでなく、毎日履く革ぐつも大事にしたいものですね。


40 ◎生きがいを見つけたい・・・・親の知らない所で 「2004・6・16」

  作詞家の阿久悠さん。少年のある日、来客と食事。その客が自分と妹が箸を口に運ぶ様を見て、「箸の下の方を持つ子は親の近くで暮らし、上の方を持つ子は親と離れて生きるっていうね」 と言った。その言葉が終わるか終わらない間に、妹はサッと箸の下の方を・・・・・・。私は目いっぱい、上のほうを・・・・・・」。自身の詩 「転がる石はどこへ行く 転がる石は坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない遠い場所」。親の知らない所というのが大切で、ただ距離が離れているだけでは駄目で、具体的には親の人生観の及ばない所で生きがいを見つけたい、という思いだという。ヒットメーカーの書いた 「生きっぱなしの記」 歌は言葉・今日も書く・死ぬまで書く、を中央公民館・図書室で読みましょうか。


39 ◎慢性的な混雑に断・・・・職員といえども・いただくっ 「2004・6・16」

  石川県・津幡町(人口 36,000人)の話。来庁者の駐車場不足解消のため・この10月から職員から駐車場料金をとるという。庁舎に近い場所は3千円、遠い所は千円。利用希望者は170人程度だというが、結構な収入になりますね。当町も駐車場不足解消のため、庁舎の近くにすむ職員は徒歩通勤を勧めているが、効果は今イチですね。


38 ◎健康増進に一番だい・・・・森林浴をしながら一石二鳥の収穫 「2004・6・15」

  春の山菜採りシーズン、成果はいかがでしたか。コゴミ・ゼンマイ・ギョージャニンニク・ワラビ・ウド・タケノコ・・・・・山菜大好き人間にはたまらない楽しさを与えてくれますね。しかし・しかし・よーく考えて下さいよ。これらは、森があっての贈り物なんです。森林浴を楽しみながらの山菜採りは、健康増進にも大きく貢献。森は大切ですね。森づくりがんばろう。


37 ◎合併で解消・・・・テレビ難視聴区域 「2004・6・15」

  函館市とまもなく合併する南茅部町・椴法華村・恵山町・戸井町は、函館地方のテレビ番組難視聴区域だという。例えば南茅部町、NHKテレビは室蘭放送局からのものが写るため地元のニュースが伝わらないという。この発達した世の中、考えられない不便さですね。そこで、合併を機にケーブルテレビを敷き解消を図るという。そういえば、昭和30年代はプロレスが隆盛時代。この中継をするキー局は日本テレビ。函館地方では中継がなく青森放送を見るため我が家の屋根にアンテナを高くしてチラチラ画面を見たなあ。力道山対オルテガ・ルーテーズなどの対戦を。話がそれましたが、3町1村にケーブルテレビをひく経費は、5億円かかるという。私たちは幸せな地域に住んでいると思いませんか。


36 ◎腕を組んでいるだけではダメッ・・・・鹿児島中央・駅長さん奮闘中 「2004・6・14」

  JR九州新幹線の鹿児島中央駅を見させていただいた。乗降客が以前の2.5倍。「開業に笑いが止まらない」というのが本音ですと駅長さんが。駅長自らが 「お茶だし」「トイレの巡回・ヨゴレ清掃・職員にもこのことを指示」「利用客増加のために外部にドンドン出て行きPR」、など。迎える努力は、行政も民間も相当準備してきた感じをうけました。ただ腕を組んでいるだけでは 「ダメッ」 ということですね。


35 ◎松下幸之助さんの話・・・・雨が降れば傘をさす 「2004・6・14」

  松下幸之助さん曰く、「経営者たるものは、すべて天地自然の理法に基づいて行動しなければならない。これは何もむずかしいことを言っているのではない。たとえば雨が降ったら傘をさすということである。つまり、集金をせねばならぬところには集金に行く、売れないときには無理に売ろうとせずに休む。また売れるようになれば作る、というように大勢に順応するということである。集金すべきところから集金もせずに、新たな資金を借りようとする人があるようだが、金を借りるのならば、まず集金に全力を尽くす。それでもなお資金がいるときにはじめて借りる、という至極簡単な当たり前のことを、どれだけ的確に行うかが非常に大事なのだ」。役場の税金も滞納がとても多いので、この話は教訓になるなあ。


34 ◎オレの酒が飲めないのか・・・・いやぁ・酒が言わせた 「2004・6・13」

  日高ゴロウ名言集 「言葉のビタミン」 の本、皆さん読みましたか。名言・格言を用いて様々な効き目の話が。「はじめて人酒を飲む。次に酒・酒を飲む。しかして最後に酒人を飲む」。酒で絶対やっていけないのは、人に無理強いすること。「歌手にいい歌にめぐり合うかどうかの運不運があるように、歌のほうにも運不運があるんだよ」。ヒットしないのは歌手のせいではない、などなど面白い話がギッシリですよ。ちなみにゴロウさんは23歳でデビュー、曲目は 「流れ者小唄」 ですって。


33 ◎店長・立候補制・・・・社長も立候補制 「2004・6・13」

  倒産した飲食店から厨房機器を買い取り・転売して急成長のテンボスバスターズ社長 森下篤史さんの「社内人事に市場原理」、が読売新聞に。「今の店長がいやなら、受け入れてくれる他店を探してそっちに行け」 「店長も出来の悪い社員は見限れ」 「見限られた社員はほかの店に電話をかけてそこに移れ」という方式。人望のない店長はどんどん人が減るから、店長交代となる、という記事。体力・気力・能力・・・・すべてが充実していなければ生き残れない世界ですね。これに比べれば・・・・・・・・。


32 ◎歌詞は記号・歌声は信号・・・・匠の森で聴きたいね 「2004・6・10」

  私の若い頃、透き通った声で歌う・森山良子さんのファン、多かったですね。二年前にデビューした息子の直太郎さん(28才)、昨年発売した 「さくら」 が大ヒット。そして昨年暮れのNHK紅白歌合戦に 「母子出場」 は皆さん記憶にありますよね。横文字がはんらんの中、日本語にこだわるのも支持される一因だという。四季を歌うことは、聞く人に自然の感動を与えます。お母さんのように、息の長〜〜い歌手になってほしいですね。


31 ◎二人の母・・・・オヤジが総理になった日 「2004・6・10」

  オヤジが大蔵大臣だった中2のある日、「お兄ちゃん、ちょっといらっしゃい」と母から声をかけられた。「落ち着いて聞きなさい。実はね・・・・・・・」。母はすべての事情を話した。オヤジにもう一つの家庭があること。そして母はオヤジの正妻ではなく、オヤジが愛したもう一人の・・・・・・」。息子の田中京さんが記した田中角栄の熱い手 「絆」、中央公民館・図書室で読んで・田中角栄の意外な素顔を。


30 ◎日常生活いろいろ・・・・短絡的はいけません 「2004・6・9」

  読売新聞の人生案内。50代会社役員の相談内容は、「一年間の海外赴任中に母娘に争いがあったようだ。先日、婚約を前にした彼氏を連れてきたが、仏頂面での対応だった。過去を暗く考えて、明るい未来を見ようとしない妻。笑顔のない妻に愛想が尽きた、自分勝手な妻と離婚したい」、というもの。回答は、子どもぽい考えは・奥様ではなく、あなたではないでしょうか。こんなことで離婚を考えるなんて、「身勝手」なのはあなたです。というものですが、あなたはいかが考えでしょうか。


29 ◎ほどほどの「おせっかい」・・・・必要だなあー 「2004・6・9」

  東かがわ市(人口 38,200人)は、消極的な職員を減らすため、「おせっかい」上手の職員養成を始めたという。昔は、よく聞かれた言葉ですよね。「おせっかい」な人がいたお蔭で、「縁談が舞い込んだ・うまくいった」という話も。また、無理しすぎると「おせっかい」も嫌われましたよね。でも、「おせっかい」の必要性は感じますね。


28 ◎歌は詞で勝負・・・・かみしめて かみしめて これだいっ 「2004・6・8」

  島倉千代子・読売新聞「時代の証言者」。デビュー曲「この世の花」を万城目正先生からおけいこ、うまく歌えなくて帰りの電車で泣いていました。その車内で読書していた人が、ニコニコッとしたり、泣きそうになったり、いろいろな顔をして読んでいた。私は「詞を読もう」って決めたんです。詞をかみしめて・かみしめて。それから歌に入っていく。昔を思い出しましょうか。「りんりんりんどうの 花咲くころサ 姉サは 馬コで お嫁に行った ・・・・・・」 りんどう峠・かみしめて歌ってみましょうよ。


27 ◎痛快無比の幕末史談・・・・このままでは蝦夷幕府は破産する 「2004・6・8」

  鳥羽伏見の戦いに敗れた後、幕府軍が大坂城を捨てるとき、榎本武揚は・18万両を軍艦に積み込んだ。この金が軍資金である。その虎の子の18万両も、戦いをするたびに減り続け、今では半分も残っていない。北海道生まれの歴史小説家・冨樫倫太郎の著書 「箱館売ります」 幕末ガルトネル異聞、土方歳三が素人50人を率いて挑む驚天動地の戦いを描く。金十郎が山を下りる場面では、「すぐ隣りにある木地挽山が684メートル、この山の北面にある二股岳が825メートル、毛無山が751メートルである。それくらいの高さの山並みが果てしなくどこまでも続いており・・・・・」。中央公民館・図書館で読みましょうか。


26 ◎咲き乱れますか・・・・いろいろおばさんの曲を口づさみ 「2004・6・7」

  小学生の頃、ラジオから流れる「今週の歌謡ベストテン」、まだ記憶にある。いつもトップは「おぼえているかい 故郷の村を・・・・」の三橋美智也さんの曲が多かったなあ。2位は「リンリンリンドウ・・・・・」の島倉千代子さんの指定席だった。その島倉千代子さんが歌手生活50周年を迎えたという。読売新聞・「時代の証言者」で、大衆とともに歩んだ半世紀を振り返っています。「おばさんのデビュー曲知ってるよ。人生いろいろ・でしょう。若い人は、いろいろおばさんと呼ぶことも」。デビュー曲は、「赤く咲く花 青い花 この世に咲く花 数々あれど・・・・」、メロディーがすぐ出てくるでしょう。この「この世の花」の曲は、16歳の時のものだという。自他ともに認める歌じょうず。コロンビアレコードのコンクールで「りんご追分」で挑戦したが、東京地区第3位。納得がゆかず・楽屋まで言って審査員に「どこが悪いんですか」。答えは、「ひばりは二人要らないよ」。この一言が、「個性の大切さ」を教えてくれたという。二つ目のデビュー曲と思っている「人生いろいろ」。「人生いろいろ 男もいろいろ 咲き乱れるの・・・・・・」、皆さんも悩みのある時はこの曲くちづさみましょうよ。小泉首相も年金答弁で、「人生いろいろ 会社もいろいろ 社員もいろいろ・・・・・何がおかしいですか」、お世話になってますよね。


25 ◎社会貢献に単位・・・・広まってほしいなあ 「2004・6・7」

  網走南ケ丘高校(定時制)が、今年度からボランティアなど・生徒の学外活動に単位を与えるという。我が大野町に在る、道立大野農業高校にもボランティア部があり、「協働」という形でさまざまな貢献を地域にプレゼントしている。その姿に、町民は感謝の拍手を贈っています。こういう社会貢献が評価される制度、広まってほしい。そして、農業高校の果たしている役割をもっと知ってほしいなあ。


24 ◎座り読みOK・・・・太っ腹 逆発想 「2004・6・6」

  サザエさんのマンガに、本屋さんで立ち読みしている人に、ハタキでパタパタ・・・・というのがありましたね。本屋さんに「立ち読みお断り」という表示をしている所も。ところがですよ、札幌JRタワーにある超大型本屋さんに行くとビックリ。広い売り場の専門書コーナーに、立派なソファー的な椅子がいくつも置かれているんです。そこには、座ってゆっくり本を確かめ?・でいる人が大勢。


23 ◎衝撃・・・・残念 「2004・6・6」

  6月2日の朝刊記事。長崎県・佐世保市で小学校6年生が同級生を校内で刺殺。小学生が、まさか。信じがたい。兵庫県では、母の制止を聞かず小学5年生が、9階から飛び降り自殺。大阪では、学校を休みがちな高校2年生の娘と母親が口論の末、長女を刺す。小学生が関わる事故事件は、防止する想定が難しいですね。私たちも、常に注意を払うことが大事ですね。それにしても 「事件」 多すぎますね。


22 ◎安全対策策定は・・・・まだ 大回転中 「2004・6・5」

  東京のホテル、回転ドアの使用禁止が目立ちますね。六本木ヒルズ森タワーの、6歳児死亡事故が一因なのでしょう。私の年でも、危ないと感じるときがありますね。国が安全基準策定中と聞く。「危険」 を感じさせないものに改善をしてほしい。


21 ◎油不足の時代がきたら・・・・薪(まき)見直そう 「2004・6・5」

  我が家は建ててから20年以上経つ。父が薪炭業を営んでいた関係上、薪ストーブの生活をしてきた。薪をくべるのは楽しかった。火の始末についても教えられた。従って我が家の暖房は薪を使うペチカを。天井と床との温度差が少ないんです。空気が回るんでしょう。近頃忙しく薪を山から切り出してくることができず、石油ストーブに補助を頼んでいる。薪から出る水分、カゼ防止効果もあるんですよ。木は大切な資源、植樹がんばろう。


20 ◎背中しゃんとしなさい・・・・骨がノドに ごはんを丸呑みしな 「2004・6・3」

  親の意見と冷酒は、あとからじっくり効いてくる。細かなことまで本当にうるさかった。これは、向井徹さんの 「オフクロの小言が人生を教えてくれた」の本。目次を少し拾ってみましょうか。「ポカンと口をあけてんじゃないよ」 「寝てる人の枕もとを通るもんじゃないよ」 「相手を立てりゃもめないんだ」 「水をさすようなことを言うもんじゃないよ」 「お風呂は百数えて上がりなよ」 などなど・・・・・・。私も聞いた覚えがあるある。中央公民館・図書室で読んで、お母さんを思いだしましょうか。


19 ◎年の話題は・・・・絶対にダメッ 「2004・6・3」

  新聞にママ仲間との交際術が。やっぱりお互い気をつけなければならないのは、「相手の呼び方」 のようですね。「○○ちゃんのママ」「名字にさんをつける」「ファーストネーム」 の3つに意見に分かれるという。あなたは・どちら派でしょうか。また、一番気を使ってほしいのは、「年齢」 のことらしいですよ。お気をつけを。


18 ◎無糖茶飲料が売り・・・・甘くないお茶の戦い 「2004・6・2」

  小さい頃から、お茶は急須で入れる、1〜2回でお茶っぱを取り替える、と覚えてきた。今は缶入りが主流イメージ。役場の会議でも、出すお茶は缶入りが多いねえ。このお茶、10年前より2倍の売上だそう。売上ランキングをみると、トップは「伊右エ門」つづいて「お〜いお茶・新茶」「生茶」・・・・。販売メーカーも多くなり、売上は伸びたもののお茶の戦いは甘くないという。あなたのお好みは?。


17 ◎繁殖 繁殖 増殖 増殖・・・・動物園から逃げ出して 「2004・6・2」

  静岡県・伊豆地方で、外来種のタイワンリスによる被害が広がっているという。体長30〜40センチのリスさん。ニホンリスさんよりひと回り大きく樹皮をはぐのが特徴だという。年に1〜5匹の子を産む繁殖力の強さ。しかし・このリスさんに、みかんが食い荒らされ・シイタケのほだ木の皮をはがされ・おまけにシイタケをパクリ。繁殖の原因は、別荘地と分譲地の人が、かわいいと言ってあたえるエサだという。かわいいリスさんも、こうなると困りものですね。


16 ◎死ぬのが怖い人は・・・・いつまでも欲深い人? 「2004・6・1」

  「70歳からのひとり暮らし」・心配無用。遠藤流のいきいき「ひとり暮らし」のススメ。「70歳を過ぎれば、世間体・義理から自由になっても許される」。「不平不満を言うより、この世へのお返しを。おつりの人生を目一杯楽しみましょう」。「人のために時間を使うと、毎日はもっと楽しくなる。おじいちゃん・おばあちゃんの出番ですよ」。死ぬまでの残り時間・自由気ままに楽しく忙しく、実践しましょうか。中央公民館・図書室で読んで。


15 ◎親子で体験学習・・・・家庭教育の原点にしてほしい 「2004・6・1」

  学校が土曜日も休みに転換の時、行政は対応をどうするのか言われて久しい。大野ではその受け入れとして農業の体験学習を始めた。米づくり・そばづくり・豆づくり・いもづくり、5年目の今年はガボチャづくりに挑戦します。しかし、本来の目的である子供たちの参加が少ない。当時は、「家でゴロゴロするのでは」「ゲームに夢中になるのでは」「テレビでマンガを見すぎるのでは」「塾へ行くのでは」などなど・・・・・・随分心配が寄せられましたが、取り越し苦労だったのでは。昨年をみても、いつも参加してくれるのは校長さんや教頭さん、小学生は余り・・・・・・・。


14 ◎半減・飯減・・・・ごはんですよ から パンですよ 「2004・5・31」

  2003年度の調査で、コメの消費量が平均一人当たり60キログラムを割ったという。調査開始の1965年・一人当たり112キログラムに比べると半減です。パン食、めん類食が原因だという。水田地帯の大野町にとって飯減はつらいねえ。ところでアナタ、おコメ食べてますか?????。


13 ◎教育に風穴を・・・・公募校長の試み 「2004・5・31」

  陰山英男さんと言えば、「徹底反復百ます計算」で有名。広島県の校長公募に応じて・尾道市土堂小学校長に就任。2002年広島県教委のデータでは、小学校保護者の満足度は26.4%。ところが土堂小学校は86%。まずは 「校長日記」 中央公民館・図書室で読んでみましょうか。


12 ◎付けてよいのか・悪いのか・・・・様々な意見の「様」 「2004・5・31」

  「日本語の現場」という記事。ホテルでは、何回も来てもらいたいため・お客様に「様」をつけて呼ぶ。この頃病院で患者様と呼ぶケースが増えつつあるという。患者さんとともに歩む医師がどうして「患者様」なのか、とギモンを投げかけている。というのは、何にでも「様」を付ければ・ていねいになると思うのは、あまりにも浅はかという声もあるという。患者さんから聞けば、「様」付けにとまどいが。あなたは、どちら様派でしょうか。


11 ◎一人勝ちの毎日・・・・だまっていても ニコリとなる 「2004・5・31」

  全国知事会・町村会など6団体が、地方自治の危機を訴える大会を東京の武道館で開催した。全国から7500人が大集合。大会は、国会開会中を理由に総理大臣・総務大臣などは代理出席。相撲の決まり手で言えば「肩透かし」をくらった感じに思えました。ところでこの開催で東京にもたらす経済効果は????バッチグー。毎日のように大規模集会が開かれ、宿泊のためホテルを予約するのも大変。だまっていてもお金が集まるように・・・・・。グチも言いたくなりますね。

10 ◎全日空に乗って・・・・恋の片道切符 「2004・5・30」

  航空機に乗ると・さまざまなジャンルの歌が楽しめます。先日の東京出張の時、演歌を。飛び込んできた曲は「恋の片道切符」。そう、八郎沼まつりに出演した 北山たけし さんの曲なんです。いつかひと肌あげたいと ふるさと捨てて・・・・・。北山歌手は、昭和49年・福岡県生まれ。音楽教室を営む父が、4歳から指導。8歳までは発声だけの日々だったというから、厳しい教えだったのでしょう。12歳で古賀政男・記念大川音楽祭最優秀賞など。北島三郎さんの内弟子(付け人)8年を経て歌手デビュー。NHK歌謡ホールなどテレビにも出演しており、将来の活躍が期待されてます。


9 ◎うなだれてシュン・・・・酔いがさめれば 「2004・5・30」

  新聞に泥酔による事件が毎日のように。5月28日の新聞によれば、千葉県・旭市で・泥酔者が腹いせにラーメン屋台に車で突進ですって。東京・葛飾区では、信用組合の職員が線路に寝そべり電車を急停止させた。おまけに、止まった電車に石を投げつけたという。神奈川県・大和市では、ペットボトルにガソリンを入れ・くわえダバコで交番にきて、「勝負しろ」。お互い 「飲みすぎ」 には気をつけましょうね。


8 ◎消えた 消えた 消えた・・・・オレの出番はきっと来る・ハンカチ 「2004・5・29」

  ハンカチ、あまり使うことがないなあ。そして、たまるばかりだなあと思っていた。そうしたら突然の出番がやって来た。役場庁舎のトイレから、手拭用紙テッシュが・経費節減のため取り払われたのです。そこで、もの入れに眠っていたハンカチの出番が。昔は、ベルトに手ぬぐいを下げているのが当たり前だったなあ。経費節減は、昔の生活に戻ることなのかも。


7 ◎一世一代の大勝負・・・・娯楽小説で自分に元気を 「2004・5・29」

  疲れた時は、山本一力さんの時代長編小説を読んで元気を出そう。新作・「欅(けやき)しぐれ)」。凛とした女の強さが心を揺さぶり、命がけの男気がぶつかり合う・・・。深川の大店(おおだな)・桔梗屋太兵衛から後見を託された・猪之吉、一世一代の大勝負・・・・・・。中央公民館・図書室で読もう。


6 ◎同じ道を歩こう・・・・世間の人々と 「2004・5・28」

  人間には二つの生き方がある。山を目指して登っていく人生と、流れに身をまかせて海へくだっていく人生の二つである。雪をいただく高い峰。それを目指して黙々と歩を進める人間。孤独に耐え、風雪にもめげず、一歩一歩登り続ける生き方は、見るものを感動させずにはおかない。大河の流れに身をまかせ、重力のままに低い方へ低い方へと流れくだっていくのが私の人生だ。作家・五木寛之さんの言葉です。あなたの生き方、考えたことありますか?。


5 ◎遊びは ほどほどに・・・・今度こそは と思い勝ちだが 「2004・5・28」

  東京は有楽町駅前の一等地、デパートと並び威勢のよい店が。やっぱりやっぱりパチンコ屋さんでした。店構えからはパチンコ屋さんに見えない造り。大きな看板に「次の症状にお困りのお客様は、至急地下フロアにお回りください。@最近パチンコで勝っていない。Aとにかく勝ちたいと思う方」。なんとなくお情で勝たせてくれるように思いませんか。


4 ◎例外なしの必ず体験・・・・あなたはどう受け止めますか 「2004・5・27」

  「人生は死へむかう旅である」 などと言えば、「そんな暗い考え方はよくない」と顔をしかめる人もいるだろう。すべての人がみな同じように、必ず体験しなければならないのが、「死」である。運の良い人、悪い人に関係なく、全部の人が死ぬのである。例外がないとなれば、それはあたりまえの自然のことではないのか。当然のことであれば、ことさらそれを暗い気持ちで受け止めることはない・・・・。というのが作家・五木寛之さんの考え方です。あなた様は、どう受け止めますか。


3 ◎困っちゃうなぁ・・・・その通り− 「2004・5・27」

  東京でタクシーに。初老の運転士さんに横文字のホテルの名を告げると。お客さん、「この頃困ってるんだ。ビルの名前。以前は○○会館など日本語のものが多かった。この頃横文字がほとんど。その名も長ーーくて覚えきれない。困ったよ」。この悩み、物忘れが多くなってきた我輩も同感です。舌をかみそうな長い・・・・・・はヤメロ、と声を上げたいねえ。


2 ◎元気・元気で・・・・心がけようよ 自分の天寿まっとうを 「2004・5・26」

  大先輩が亡くなり葬儀委員長をたのまれた時は、天寿まっとう」の言葉を使うなあ。五木寛之さんの「元気」という本に、このことがわかりやすく書かれていますよ。「天寿が30年であれば、それはそれで仕方がない。あたえられた30年を、ギリギリいっぱい生きようと考えるだけだ。できれば、元気に自分の天寿を百パーセントまっとうしたい。永平寺をひらいた道元は54歳でこの世を去った。「徒(いたず)らに百歳生けらんは 恨むべき月日なり」という言葉をのこして。日蓮は61歳で波らんに満ちた生涯を閉じた。空海も62歳で入定(にゅうじょう)。偉大な宗教家は見事に天寿をまっとうして・・・・・・・。あなたの天寿の考え方は・・・・・。


1 ◎西洋野菜で活路・・・・チャレンジ成功 「2004・5・26」

  東京出張で宿泊した・赤坂エクセル東急ホテルの朝食の野菜サラダは、ベビーリーフ(西洋野菜)。これをいただく時、町内・白川地区の高田英樹さんが思い浮かぶ。10年間サラリーマンをして農家の跡取にUターン。試行錯誤の末この西洋野菜作りを軌道に乗せた。この野菜は町内では唯一の生産者。新分野に挑戦できたのは、Uターンで農業を白紙の状態で取り組めたことかも。


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