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◎ 高齢時代・「話は短く」考えよう


 
   
  「教訓の川柳」


  川柳に、「校長のチョット一言 30分」というのがある。長い間教壇に立ち、話すことはお手の物という校長さんの多くは、スラスラと分かりやすく言葉が出てくる。しかもよどみなく・・・・・。

大分前私がPTAの役員をしていた時、学校の記念行事式典があった。来賓できた団体の長を兼任していた校長さん。前述の川柳を持ち出し、あいさつや祝辞は短く話さなければ、ということを結構な時間にわたり教示。

「そうだなあ」と聞いていた人は思った。しかしその後、長々と祝辞を・・・・・。簡単な祝辞は相手に失礼に当たることも判るが、最初の教示は何だったのか。



 
 「葬儀の弔辞」


  
ある葬儀で、公務員で退職されたご高齢の方が、友人代表の弔辞をされた。話すことが慣れているためか原稿はなし。

原稿がないと、話に枝葉がつきます。この時も、やはり弔辞の本筋に枝葉がたっぷりつき、弔辞の終わりが見えず、聞いているほうもハラハラさせられたことがあります。



  
「葬儀委員長のあいさつ」
 

  
公務員退職者の葬儀でのことです。同僚の後輩が葬儀委員長を引き受けた。そのあいさつが丁寧で、時計を観ながら聞くはめになりました。病状、人柄、仕事ぶりなど話は多岐にわたり、「簡単措辞ですが」と言って終わったのは、話を始めてから40分が経っていた。

遠くから見えられた葬儀委員長さんでしたから、多分お住まいの地域では当たり前の長さなのかも知れません。地域の習慣を心得ておく必要を感じました。



 
 「質問者が講演者」


 
 少人数での講演。話をしている最中に質問し、その答えを質問者が枝葉をつけて教示。どちらが講演者なのかわからなくなる場合に遭遇したことがある。高齢者の知識の豊富さは認めるが、場をわきまえない行動は参加者もいたたまれなくなる。


  「高齢と正比例」


 
 高齢になればなるほどあいさつや質問が長くなることを感じる。高齢と正比例の傾向が強いとも感じる。

高齢になる前に、「あいさつは短く」、「質問は手短に」、を考えましょうよ。


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