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◎ 高齢時代・「太極拳的健康法」考えよう


 

  「健康マッサージ」


  中国を旅すると、疲れをほぐす専門店が多いですね。「足つぼマッサージ」「全身マッサージ」「オイルマッサージ」「漢方薬健康法」「気の健康法」「吸玉健康法」 ・・・・ 覚えきれないほどあります。

  麗江市のホテル、「足つぼと全身マッサージ1時間半で日本円2000円」。大理のホテルも同じ料金だった。現地の人が行く街中の店は、ホテルと比べかなり安いとも聞いた。
体の手入れにはお金を使っているようです。


 
  
「温家宝首相が太極拳」           昆明市の公園


  2007年4月11日来日した中国の温家宝・首相が、警備の止めるのも聞かずホテル近くを散歩したというニユースがテレビで流されました。

一般の声を聞きたいということが目的だっらしいが、途中の公園で都民といっしょに太極拳に興じている姿も流れていました。

  中国の都市によっては差がありそうですが、太極拳は自己の健康管理のために欠かせないことなのでしょう。「野外で気楽に太極拳を首相が」、中日関係もそういう雰囲気になってほしい。



  
「雲南省でも太極拳が盛ん」        景洪市の広場

 
  雲南省の景洪市で早朝散歩をしました。公園や広場は、太極拳を応用した体操的健康法をしていました。

剣をもっての太極拳、扇子を持っての太極拳、ハンカチを振りかざしての太極拳などさまざまです。音楽をガンガン鳴らし、それぞれの作法の先生が指導しています。

  雲南省の昆明市でも同じ光景に出会いました。ここも、公園の広場や寺院の空き地を利用していました。

さまざまな流儀の太極拳がありそうで、それぞれ気に合うグループに所属して体を鍛えるのでしょう。日本のカラオケグループのようなイメージです。

  昆明市や麗江市で目にした光景は、日本人のようにせわしく動いていないことです。朝は広場に集まり太極拳やダンス・体操を嗜む。そして、朝食をしっかり食べる。これが体の内臓を強くするのでしょう。



   
「老化阻止は自分の行動で」
                                  
景洪市の広場

  太極拳のグループは、50人規模単位で音楽はさまざまです。朝の散歩の高齢者が飛び入り参加できる楽しい雰囲気の中で行われています。

  「自分の体は自分で鍛える」 「自分の体の健康管理は自分が行う」 という意欲が強く感じられます。

  参加している年齢を見ると、日本でいう前期高齢者前の年配のようです。元気なうちから自己健康管理をする大切さ、これを太極拳グループが教えてくれます。

  やりましょう。老化を止める健康体操を。明日からではなく、今日から。



 
 「太極拳」


  太極拳には24の基本型があるという。鼻からゆっくりと息を吸い、お腹を大きく膨らませる。時間をかけて鼻から吐き出す。この呼吸法を繰り返す。

  血行を促進し、五臓六腑の機能が高まり、「肩こり」「腰痛」「「食欲不振」や「ストレス解消」などなど効能があるという。

  効能について私はわかりませんが、信じて体を動かすことは自分にとってマイナスにはならない。


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