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◎ 高齢時代・「味噌汁で長寿」考えよう


 

  「じっちゃ・ばっちゃ」


  私が生まれたのが昭和21年の戦後まもなく。小学生の頃は、50歳を超えた大人は「じっちゃ(いさん)」「ばっちゃ(ばあさん)」と呼んでいた記憶がある。

昭和22年の平均寿命を見ると、男性が50.06歳、女性が53.96歳。この統計を見ると、今の80歳が当時の50歳相当は一目瞭然です。


  
「日本の平均寿命」


  厚生労働省の資料による平成17年度の平均寿命は、男性が78.53歳で世界第4位、女性は85.49歳で第1位です。

  問題点は、男女の差が広がりを見せていることです。昭和22年の男女差が3.9歳だったものが、平成17年度には6.95歳までに広がっています。


  
「世界の平均寿命」


  2006年の世界保健機関のデータで国別平均寿命を見ると、日本、モナコ、サンマリノが82歳で第1位。オーストラリア・アイスランド・イタリア・スゥーデン・スイス・アンドラの81歳と続いている。アメリカ・イギリスは79歳、韓国77歳、中国は72歳です。

  一方、ジンバブエは36歳、スワジランドが37歳、シエラレオネは39歳。40歳〜41歳にはザンビアほか6ケ国もある。平均寿命も、医療格差がありそうです。


  
「世界が注目」


  なぜ日本人は長寿なのか。国際的には、その一因は「味噌汁」にあると言われているという。日本の食卓には、幼い時から朝夕とも味噌汁が並ぶのが一般的です。

味噌は大豆が主原料。大豆の胚芽には「イソフラボン」が含まれているという。イソフラボンは、骨粗しょう症や更年期障害、乳がん・子宮がんや前立線がん・肺がん・肝臓がん・胃がん・白血病などなど多くのがん予防の有効性を期待され注目されているという。


  
「味噌汁離れ」
  
  日本人は味噌汁が大好き。田舎では自家製造するのが当たり前だった。朝夕のごはんと味噌汁、これは一般家庭の定番。幼い時から味噌汁を食べる環境が長寿につながるということは、因果関係は判らないが本当かも知れない。

  アンケートでは味噌汁は大好きが圧倒的。しかし、家庭の味噌汁離れが進んでいるという。理由は、嫌いになったのではなく、専業主婦が増え時間的余裕がないことだという。

  
  
「味噌汁を食べる継続」

  味噌汁が平均寿命と因果関係があるのかどうかの答えはないが、大豆胚芽の有効制は期待できるということです。

高齢者は味噌汁大好き人間が多い。平均寿命突破を確実にするためにも、「味噌汁を食べる継続」は続けましょう。

 


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