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◎長尾信秀後援会設立総会あいさつ



  大野町議会議長(10月31日辞職)長尾信秀さん。11月20日に行われる北海道議会議員補欠選挙に立候補することになった。10月29日 午後2時から中央公民館で後援会設立総会が開かれました。その総会に招かれあいさつをさせていただきました。

  「あいさつ」

  何かが足りない。何かがほしい。真面目に一直線。強い渡島に。長尾信秀後援会設立総会に、秋始末などお忙しい中にもかかわらずお集まりいただき、心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございました

  総会設立に向けて、短期間のうちに超党派の後援会づくりを進めた、高岡議会副議長を筆頭とした議員各位、そして準備会の皆さんの心意気に感謝申し上げます。

  また、お忙しい中おいでいただいたご来賓の方々に、心より厚くお礼申し上げます。
上磯・海老沢町長さんに、後援会設立総会の日が決まった話を報告しましたら、返す言葉で、「私も行くからな」。ありがたかった。


でも、上磯町から、長谷さんという若くて立派な町議さんが出馬する。「本当に来てくれるんですか」と聞き直しました。海老沢町長さんは、「北斗市になるんだぞ。大野とか上磯とか分けへだてするもんでない。行って激励するのが当たり前だ」。

  合併を順調に進めることができたのも、「海辺を見るより、大海を見よ」という海老沢精神。人口4万人の町が、人口1万人余の小さな町に「温かい・温かい配りょ」あっての賜物です。こういう海老沢町長さんの政治姿勢、私も長尾議長さんも感服してきました。今日の総会に、多忙の中おいでいただいたこと「感謝の一語」でございます。ありがとうございます。

  函館市・元議長さんの石井満・大先輩も、忙しい中、そして遠路のところ駆けつけてくれました。石井先生は小さい時、町内・細入地区の和田貢さんの所に疎開し、苦労されて勉強したと聞いています。大野町に対して、常日頃・温かい応援と協力を惜しまない姿勢、ありがたいことです。長尾信秀さんにとっては、100万の援軍となるものであり、心より感謝申し上げます。

  また、それぞれ忙しい中、新函館農協大野地区・岡村運営委員長さん、大野町商工会長・花巻徹さん、そして渡島・檜山管内の第一次産業発展に「心血」を注ぐ金田誠一先生にも、華を添えていたたきましたこと、衷心より感謝申し上げます。

  私が、平成11年町長になって、当時の野田議長さんに教えていただいたことは、「私心を捨て、町民一人ひとりの幸せのため、議会と理事者は「車の両輪」これでやらななければならないぞ、ということでした。

野田議長さんが引退され、今度は長尾議長さんの時代になりました。やはり就任早々長尾議長さんから言われたことは、「大事なことは一番先に二人で、本音で話し合おう。二人で決めたことは、それを貫き通そう」ということでした。

  二人の一番最初の仕事は、「合併」でした。忘れもしません。函館市内緑の島で行われた、北海道防災訓練大会に出席するための車の中で、「強い町をつくるため、大野町の自己判断・自己責任で合併することを、議会そして町民にお願いしてみよう、ということでした。

進める途中、私の説明不足、力不足で住民投票条例の署名運動が行われ、議会の判断を仰ぐことになりました。結果、長尾議長さんのご配意のお陰で「否決」となり、合併が成立したことは皆さんご承知の通りです。

  合併を例にとりましたが、車の中であろうと、旅行中の立ち話であろうと、時には酔っ払ったときの約束もありましたが、ただの一つも反故とすることなく実行してきました。

  長尾議長さんの魅力の一つ目は、「約束を守る」ことです。このことは政治家にとっては当たり前のことですが、実行するとなれば難しいことなんですよ。この約束したことは守るというガンコさ、私も「どうにもならない吉田のガンコ」と言われているそうですが、私の上をいくガンコさです。長尾信秀さんの最大の魅力は、「約束を守る」ことです。

  二つ目の魅力は、「本心で語る」という、裏返せば「裏工作が苦手」という特技です。町民の立場になって議論をする時、「マアマア」とか「ナアナア」でということは通用しないんです。「心を割って話し合う」、その上で良い方策を考える。これが長尾信秀さんの姿勢なんです。

本心語れば、「相手に誤解を与えることもあるでしょう」ということを考え、ともすれば「逃げ腰」になりがちです。でも、長尾信秀さんの「良い結果がでれば、相手も理解してくれる」、こういう考えに、私はいつも拍手を贈ってきました。

本心で語ることは、選挙民の「信頼」を得ることにつながります。政治家の透明性を示すということでは、当たり前のことです。長尾信秀さんの「本心で語る」、これに私は「惚れて」います。

  魅力の三つ目ですが、私は都市化される中にあって、人間の生きるための食料を生産する第一次産業の農業・漁業を大切にしなければならないことを、常日頃言っています。

去年の台風では、文月神社の杉の大木が、ボキボキ・バキバキ折れたり倒れたりしました。地球温暖化の恐さを目の当たりにした時、そして子孫代々の安全を考える時、農地の多面的機能を大切に大切に守らなければならないことを感じました。

こういう時代にあって、長尾信秀さんは農業者として自ら畑・田んぼで汗を流し、農地を大切に守っています。さらに、農業者のリーダーとして苦労してきました。議長さんになった時、私は「作付けを減らしては」と口すっぱく言いました。ガンコ親父ですね。奥さんへの負担を大きくさせました。しかし、自らも朝3時4時から作業し、日中の議長公務を人任せにせず頑張ってきました。

このように第一次産業の苦労・実践を体にしみこませた財産は、お金に変え難いものです。渡島管内の第一次産業は、ご承知のように「苦戦」しています。長尾信秀さんの「体で覚えた農業知識の財産」、これは余人をもって代えがたい武器であり、第一次産業に従事するものにとっては、道民の代弁者として期待できる大きな魅力です。

  魅力の4つ目。東京に出張すると大きな袋をかかえて帰ります。全部お孫さんやお嫁さんへのおみやげなんです。孫さんのリクエストを聞いておみやげを探す、男にとっては、とても疲れることなんです。

見てごらんなさい、「大きな体」「ごつい手」「大きな声」「自らに厳しい性格」「こわもて」、こんな印象を持たれる方もいるでしょうが、「やさしさ」もいっぱいなんですよ。お孫さん・お嫁さんに対しては勿論のこと、役場職員・町民・様々な方にも、言うべきことはハッキリ言うが、そのあとのケアーもしっかり行う「やさしさ」が。これも政治家たるものの「魅力」ですね。

  更に魅力の5つ目なんですが、「おっちょこちょい」なところです。先日東京へ行政要望に行ったんです。地下鉄に乗っらすぐ、女子高校生に注意を受けました。地下鉄も女性専用車両があるんですね。よく確認しないで乗っちゃったんです。東京へ行けば、町長・議長の肩書きは通用しません。直ちに他の車両へ。

政治家にも、車のハンドルに遊びがあるように、人間にも「なごやかなゆとり」が必要だと思います。「おっちょこちょい」これも相手に安心感を与える「魅力」です。

  私は匠の森公園によく行きます。今年は50回位かなあ。1時間チョットの山坂の道は、汗が流れ落ち健康保持に最適です。匠の森を歩いて感謝することは、公園を整備した鍵谷宏・前町長さんの、先を見た公共事業投資に対してです。

地球温暖化防止のため、そして環境保全の大切さを教え、健康増進のために役立つ、更には北海道新幹線開通後は、全国から人が集まることも期待されます。この頃・散策する人が増えてきました。改めて鍵谷大先輩の功績に敬意を表するものでございます。

長尾議長さんの今日の総会に、町民こぞって参加・賛同一致団結することに対し、天に昇った鍵谷大先輩も「笑顔で拍手」しているものと思います。

大野町民に、過去のわだかまりがあるとしたら、この長尾信秀さんの後援会発足を期して「全て清算」し、新たなる気持ちで一枚岩となり、北斗市に移られることを町民の皆様に期待すると共に、「できる」と信じています。

  長尾信秀さんは、北海道議会議員候補になることを、悩みに悩み抜いて決断をしました。過去、家族に相談することなく自分の判断でものごとを進めてきた長尾信秀さん。今回は、奥さん・お子さんに相談したらしい。決断した長尾信秀さんは立派ですが、それにも増して、「渡島の人々に幸せを与えるために頑張りなさい」とコ゜ーサインを出した、栄子夫人と長男夫婦の決断にも、大野町民を代表して感謝を申し上げます。


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