![]() |
2000年6月1日発行 No.68 第64号 しらかば薬局 発行:しらかば通信編集委員会 |
桜の花びらも散り、だんだんと暖かくなってまいりました。
|
人体に生理的に有る腔内に化膿性炎症が生じ濃汁がたまっているのを蓄膿といいますが、 |
|
最近の上顎洞炎はすぐ手術はせず、抗菌剤の服用で保存的に治療するのが一般的です。 しかし、歯性上顎洞炎は歯の治療が最優先されます。 虫歯や、感染した歯髄の根管処置をして感染源の治療をします。 もし歯を残せそうもなければ抜歯しなければなりません。 抜歯した場合に良く口腔と上顎洞が交通し、上顎洞内に溜まっていた濃が口腔に流れ出る事がありますが、そうすれば上顎洞炎の治癒も早くなります。 抜歯後に生じた口腔と上顎洞の交通部分はほとんどの場合は自然に閉鎖されますが、骨の破壊が大きい時には自然閉鎖されない事があり、手術で閉じてやらねばなりません。 歯科では抜歯して上顎洞と交通が認められれば、患者さんに説明しますので、その時はなるべくうがいをせずに、傷をそっとしておき、安静を保ってください。 うがいをしたら鼻から水が出てきたとか鼻から血が出る事もありますが、ほとんどの場合は問題ありません。 抜歯した傷が閉鎖されない時はタバコが吸えないとか、ストローで水物が吸えないとか、水物が鼻から出るなどの症状がありますのですぐに気がつきます。 兎に角、虫歯やシソーノーローを放置して骨を溶かさない事が予防の原則です。 又、傷が閉鎖されないのを放置すれば上顎洞炎は悪化しますので注意が必要でしょう。 |
|
◎歯性上顎洞炎
新生児では上顎洞は、中鼻道から外方に延びる狭い副腔であるが、 |