正常の鼓膜像
 耳がかゆい
外耳道湿疹(かゆくて、時々つゆもでてくる)
外耳道真菌症(非常に痛がゆくてかきむしってしまう)
 耳が痛い
外耳炎(耳たぶをひっぱると痛みが増す)
急性中耳炎(風邪をひいていて、鼻水がでていて耳が痛くなった)
外耳道損傷(耳かきで誤ってつついてしまい、血もでてきた)
耳帯状疱疹(耳たぶに水疱ができて顔もまがってきた)
顎関節症(硬いものを噛むと耳のあたりが痛い、噛むたびにコリッと音がする) 
耳下腺炎(耳の前が痛い、特に食べたあとに腫れてくる)
 耳だれがでる
外耳道湿疹(かゆくて、時々水っぽい耳だれだでる)
急性中耳炎(強い痛みの後に耳だれがつづく)
慢性中耳炎(長年耳だれがでて、聞こえも悪い)
真珠腫性中耳炎(痛みもあり、臭い膿がでたりめまいもする)
 耳がつまった感じがする
耳垢栓塞(耳に水が入ったあとにボーッとした感じがあり、聞こえも少し悪い)
鼓膜損傷(耳かきでつついて非常に痛かった。その後、耳がガーンとする)
耳管狭窄症滲出性中耳炎(耳が山に登ったときみたいにつまった感じで聞こえがわるい)
急性音響外傷(ロックコンサートに行ったあと、まだ耳がガーンとする)
急性感音性難聴(朝起きたら耳がボーッとして、聞こえも悪い感じがする)
 聞こえがわるい
慢性中耳炎(長年耳だれがでて、聞こえも悪い)
真珠腫性中耳炎(痛みもあり、臭い膿がでたりめまいもする) 
突発性難聴(急に聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいもある)
騒音性難聴(聞こえが悪い、長いあいだ騒音のあるところにいた)
老人性難聴(かなり年をとってから聞こえが悪くなってきた)
聴神経腫瘍(いつとはなしに、片側の聞こえがだんだん悪くなってきた)
 めまいがする
めまいに関しては「めまいの色々」のページをご覧下さい
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耳の病気

 耳垢栓塞(じこうせんそく)

耳垢が固まって外耳を閉塞

―耳あかは体質によって軟らかいものと、乾燥してさらさらしているものとがあります。軟性耳垢ではかたまって大きな塊となりやすく、これが外耳道をふさいでしまったとき、耳垢栓塞といいます。
―長い間症状がなく、健康診断のときなどに偶然発見されることもありますが、水泳・入浴・洗髪などがきっかけとなって外耳道をぴったりふさいでしまうと、耳閉感や難聴があらわれます。鼓膜に接していると雑音(耳鳴り)を訴えることもあります。
―耳垢鉗子(じこうかんし)、異物鉤(いぶつこう)などの道具を用いて除去します。耳垢が硬いときには耳垢水(じこうすい)の点耳を行って、耳垢を軟らかくしておいて洗浄してします。

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 外耳道異物

外耳道に入った
ビー玉
外耳道の壁に
付いた砂

―昆虫など生きたものが外耳道に飛び込んでくる場合と、幼児が遊んでいておもちゃ、小石、粘土、種子などが入った場合にみられます。
―昆虫の場合はガサガサした騒音と激しい痛みが出てきます。おもちゃなどの異物はあまり症状はありませんが、長い間放置すると外耳炎をおこしますので、疑いがある場合には、2〜3日中に専門医を受診しましょう。
―生きた昆虫が入った場合は、オリーブ油・エタノール・グリセリンなどを点耳し、昆虫を殺してから取り出します。他の異物の場合、耳洗水銃で洗い出したり、耳垢鉗子やピンセットで取ります。

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 外耳炎

外耳道の入り口にできたおでき

―頻回の耳掃除、水泳や洗髪後に起こる細菌感染です。
―耳が痛くなります。とくに口を動かしたり、耳たぶを引っ張ったり押したりすると痛みが強くなります。
―外耳道の清掃と薬剤塗布、および抗生剤の内服で治ります。外耳周囲に膿瘍をつくった時には、切開して膿を出すこともあります。

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 外耳道湿疹

―耳掃除のやりすぎや体質、慢性中耳炎の耳だれによる刺激などが関係して生じます。
―かゆみや熱感、水っぽい耳だれがでてきます。炎症が加わると痛みもでてきます。
―外耳道の清掃と薬剤塗布、かゆみがひどい時は抗アレルギー剤の内服を併用します。耳をいじり過ぎないよう、とくにマッチ棒やヘアピンのように硬いものは絶対用いないようにしましょう。

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 外耳道真菌症

鼓膜に付いたかさぶたと
白っぽい菌塊

―カンジダ・アスペルギルスのような真菌(カビ)と呼ばれるものが外耳道内に寄生することによって起こります。乱暴な耳掃除をするくせがあって終始小さな傷をつくっているとか、あるいは慢性の刺激による外耳道の皮膚からの分泌物などで、外耳道内が湿っている状態のときに起こりやすい。
―強いかゆみが特徴です。菌塊が広がって鼓膜をおおってしまうと、耳がふさがった感じや難聴があらわれます。
―菌塊を除去し外耳道を清掃し、抗真菌剤の塗布や点耳をします。

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 外耳道損傷

耳かきで傷ついた外耳道

―耳かきなどで耳をいじっているときに外力が加わって、思わず外耳道に傷がついてしまいます。
―直後は強い痛みと出血がありますが、時間がたつにつれ痛みは治まってきます。耳がふさがった感じや聞こえが悪い時には次の鼓膜損傷に気をつけます。
―血液塊をていねいに除去し、消毒薬、抗生剤軟膏で感染を防ぎます。

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 鼓膜損傷

外傷により破れた
鼓膜と周りの出血

―耳かき・ヘアピン・マッチ棒などで耳をさわっているときに、急におされたりして誤って傷つけたり、山や林で振り向いたはずみに木の枝が刺さったりしておきます。(これを直達性の外傷といいます。)
また、急激な圧の変化、例えば平手打ち・爆発・潜水などで鼓膜の損傷がおきることがあります。(介達性の外傷といいます。)
―耳閉塞感、ガーンとした感じ、耳鳴り・難聴などがおこります。直達性のものでは激しい耳痛とともにめまいを伴うこともあります
―中耳炎の予防を第一とします。初期には抗生剤の全身投与を行い、感染を防止します。鼓膜の傷の大きさにもよりますが、数週間くらいで穿孔はふさがります。もしそれでも治らない場合には手術が必要になることがあります。
傷を気にして自分で耳のなかをさわったりしないよう、また耳の中に水を入れないよう注意しましょう。水泳をしたり、強く鼻をかんだりするのも中耳炎の原因になります。

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 耳管狭窄症

―中耳と鼻の奥を結ぶ耳管(じかん)の炎症、周囲組織による圧迫(アデノイドや上咽頭腫瘍など)、筋性あるいは神経性の原因による耳管機能の障害があって、耳管の通気性がわるくなると、中耳の圧が低くなり、いろいろな障害がでてきます。進行すると次の滲出性中耳炎になります。
―耳閉塞感、軽い耳痛、難聴・耳鳴などです。高い山に登ったり、エレベータで急速に昇降したり、トンネルのなかに入ったとき、普通の人でも一時的に感じる症状です。話してる自分の声がわんわん響いて聞こえることもあります。
―原因となる病気の治療が大切です(かぜ、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、上咽頭腫瘍など)。通気法といって鼻のなかに管を入れ、中耳に空気を送る治療をします。

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 滲出性中耳炎

黄色の液が貯まった像 黒っぽい液が貯まった像

―耳管の働きが不良で鼓膜内外の圧力の調節がうまくいかないため、中耳が陰圧になって鼓膜がひっこみ、中耳に水がたまってきます。前項の耳管狭窄症の原因以外にも、中耳に水がたまる場合があります。急性中耳炎の不完全な治療、ウイルス感染、アレルギーの関与、局所の免疫機能の異常などが考えられています。
―前項の耳管狭窄症と同じような症状を呈しますが、幼少児に多いため、学校検診で難聴を指摘されるまで気づかなかったり、「テレビの音を大きくする」、「呼んでも返事をしない」など、保護者からの訴えのこともあります。

チューブを留置した鼓膜

―原因となる炎症やアレルギーなどの治療と一緒に、通気といって鼻から中耳に空気を送る治療をします。治りが悪いときには鼓膜切開をして水を抜きます。くり返し水がたまる場合には、小さなチューブを鼓膜に留置して気圧を調節する治療もあります。
また、小児でアデノイドや扁桃肥大が悪さをしている場合にはその手術をすることもあります。

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 急性中耳炎

中耳炎で腫れた鼓膜 水ぶくれのように
腫れた鼓膜

―鼻やのどの細菌感染が耳管を経由して中耳に波及します。子供で風邪をひいていたり、鼻水が多いときに熱が出て耳が痛いという時は、たいていこの病気です。このほかに、鼓膜に以前から穴があいていて、そこから感染する場合、特殊な病気では血液の中を細菌やウイルスがまわって中耳に炎症を起こすこともあります。
―数日来のかぜの前駆症状があっておこる耳痛は中耳炎によることが多いです。
耳痛のほかに、難聴、耳閉塞感・拍動感などもみられます。全身的には、発熱・倦怠感・頭痛なども伴います。鼓膜が穿孔すると耳だれが加わりますが、一方では他の症状は軽くなっていくのが普通です。
―全身的には安静を保ち、抗生物質・解熱鎮痛薬・消炎薬などを投与します。鼓膜に発赤や腫脹が強いものには鼓膜切開をして排膿をうながします。
中耳炎をしばしば繰り返す場合は、アデノイド・副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎のような周辺疾患がないかどうか、また生活環境・栄養・衛生観念などの面からの注意も必要です。小児では滲出性中耳炎に移行することも少なくありませんので、完治するまできちんと治療を受けることが大切です。

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 急性乳様突起炎

―急性中耳炎から周りに炎症が強く及んで、乳突蜂巣とよばれる空洞に骨の破壊がおこったり膿がたまったものをいいます。
―耳の後ろが赤く腫れて耳たぶが突出しているようにみえます。耳痛が強く、耳だれも多量で持続的です。耳鏡でみると外耳道の腫れが強く、鼓膜が十分見えないこともあります。
―初期のものには急性中耳炎と同じように、抗生物質・解熱鎮痛薬・消炎薬などを投与します。鼓膜に発赤や腫脹があって穿孔がまだおこっていないものや、穿孔があっても小さくて分泌物の排泄が不十分なものに対しては鼓膜切開をして排膿をうながします。
切開後は分泌物の排泄を促進し、局所的にも抗生物質やステロイド剤を使用します。それでもなおりにくい場合には手術(乳様突起削開術)を行います。

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 慢性中耳炎

大きな穿孔のある中耳炎

―急性中耳炎の不完全な治療、頻回に繰り返された中耳炎、耐性菌感染症など、その他種々の要因によって慢性化します。
―耳だれがあり、難聴を伴うものが大部分ですが、耳鏡で鼓膜をのぞくと穿孔が認められます。時にはめまい、頭痛を伴うこともあります。慢性中耳炎は、その程度と状態によりいろいろな型があります。
―耳だれを止めることを目的として、抗生物質・消炎剤・ステロイド剤などを程度に応じて局所的・全身的に使用します。鼻やのどに病変があれば一緒に治療します。それでも治らないときには手術を行って耳だれを止めたり、難聴を改善したりします。

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 真珠腫性中耳炎

鼓膜の上方にできた真珠腫

―慢性中耳炎のひとつであり、表皮が鼓室のなかに入り込んで周囲の骨を壊しながら徐々に大きくなります。
―最初の症状はふつうの慢性中耳炎と同じですが、しだいに悪臭のある耳だれになり、難聴も高度になります。さらに骨破壊の程度によって、頭痛、めまい、顔面神経麻痺などが起こります。さらに進んで髄膜炎、脳膿瘍などをひき起こすこともあり注意が必要です。
―外耳道から取れる限りは外来の処置で取りますが、奥に進んだもの、大きいものは手術が必要です。

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 内耳炎

―細菌によるものとウイルスによるものがあります。感染経路には、中耳炎からおこるもの、髄膜炎からおこるもの、血行性におこるもの(おたふくかぜ、はしかなど)があります。中耳炎からおこる内耳炎は、中耳炎をおこした細菌やウイルスが内耳に波及する場合と、真珠腫性中耳炎で骨が壊されて内耳に穴があいてしまい、そこから中耳の細菌が内耳へ侵入する場合とがあります。
 髄膜炎のときにおこる内耳炎は、両側におこり、高度の難聴を生ずることがあるので、もっとも問題になります。
―難聴と時にめまいがあらわれます。難聴は高度で、急激に進行し聾となります。おたふくかぜの難聴は発病してから2〜7日ぐらいで突然におこり、ほとんど完全に聞こえなくなりますが、片方の耳にだけ起こることが多いのが救いです。はしかはときどき中耳炎や髄膜炎を合併して、内耳炎をおこすことがあります。
―原因となっている病気の治療を行いながら、ステロイド剤を使用します。細菌性の場合は抗生物質も併用します。
 一度内耳の機能が悪くなってしまうと、回復はなかなか難しくなります。そのため予防が大切で、真珠腫性中耳炎の場合は、内耳まで伸展する前に手術を受け、また、おたふくかぜやはしかのように予防が可能なウイルス感染症に対しては、積極的に予防注射を受ける必要があります。

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 耳硬化症

―耳小骨と内耳が接している部分の周辺が硬くなるために、音が内耳に伝わりずらくなり、聞こえが悪くなる病気です。白人に多く、日本人には少ない病気です。女性に多く、家族性に発生しやすい傾向もあります。
―徐々に進行する難聴で、ふつうは両耳におこります。耳硬化症の難聴は、周囲が騒がしいところでの会話のほうが、静かな場所よりかえってよく聞き取れることがあります。
―治療法は手術しかありません。あまり進行すると内耳のはたらきが悪くなるので、適当な時期に手術を受ける必要があります。

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 老人性難聴

―聴力は年齢とともに悪くなっていきます。聴覚路全体にわたって老人性の変化がおこるものと考えられていますが、内耳の障害が原因していることが多いようです。
―難聴は感音性難聴といって、内耳以降の障害の型を示し、左右ほぼ同程度で、おもに高い周波数の聴力が低下します。また、言葉の聞き取りも悪くなってきます。難聴の進行程度は個人差が大きく、同じ年齢の人でも同じ聴力ではありません。耳鳴りを伴う場合もあります。
―あまり良い治療法はありません。睡眠不足、心労、糖尿病などがあると早く進行します。日常の会話に不自由するようであれば補聴器をつけます。

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 騒音性難聴

―長い間騒音に曝されると聴力が低下します。騒音下の職業に関係しておこる場合は職業性難聴といいます。内耳有毛細胞の障害です。
―難聴と耳鳴りが主な症状です。難聴は感音性で4000Hzを中心とした聴力低下(C5-dip)を示し、最初の時期には難聴を感じることはなく、進行してきてからはじめて気がつく場合が多いです。
―ビタミン剤、代謝促進剤、血管拡張剤などが用いられますが、効果はあまり期待できません。騒音下の職業に従事する人は、耳栓や遮音レシーバーを着用して予防し、聴力検査を定期的にうけて早期発見に努めます。

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 急性音響外傷

―1回の強い音響でも内耳有毛細胞の障害による難聴をきたします。ロックコンサートやディスコでの難聴が問題視されています。密閉型のヘッドホンの使用によってもおこります。それぞれディスコ難聴、ヘッドホン難聴などと呼ばれています。
―ワーンとまだ耳の中に音が残っているような感じ、耳閉塞感、難聴。
―一時的におこってすぐ回復するようであれば問題ありません。翌日までおかしければすぐ耳鼻咽喉科で検査を受けたほうが良いでしょう。最近はお祭りの時に大きな音楽を流すこともあります。スピーカーのすぐ近くは避けた方が無難です。

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 急性感音性難聴

―原因は不明とされていますが、内耳のウィルス感染、血行障害、内リンパ水腫などが考えられています。次項の突発性難聴との区別は明確ではありません。一部にメニエール病と同じ病態があるといわれています。
―ある日、突然聞こえが悪くなりますが程度が比較的軽いため、聞こえが悪いというより、耳がつまったかんじや耳鳴りだけのこともあります。軽いめまいを伴うこともあります。多くは片側だけです。低音障害型といって低い周波数の音の聞こえが悪くなるタイプが多いようです。
―循環改善剤、ビタミン剤、ステロイド剤の内服が一般的です。難聴が軽度の場合には自然に治る場合もありますが、できるだけ早いうちに治療を開始することが大切です。なかには繰り返す場合もあります。

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 突発性難聴

―原因は不明とされていますが、内耳のウィルス感染、血行障害などが考えられています。音を感じる内耳あるいは聞こえの神経(聴神経)の障害です。
―ある日、突然聞こえが極端に悪くなります。朝、目が覚めて気づくこともあります。耳鳴りが同時におこることもあります。めまいを伴うこともありますが、反復することはありません。多くは片側だけです。
―ステロイド療法、星状神経節ブロック、高圧酸素療法などが行われます。発症からできるだけ早いうちに治療を開始することが大切です。

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 聴神経腫瘍の疑い

―聴神経(主に前庭神経)のシュワン細胞から発生すると考えられている腫瘍です。組織学的には神経鞘腫、神経線維腫などがあります。
―いつとはなしに、片側の聞こえが徐々に悪くなってきます。耳鳴りも一緒にでてくることが多いようです。腫瘍が大きくなると歩いてふらつくようになり、顔が歪んだり(顔面神経麻痺)、顔のしびれがでてきます。多くは一側性ですが、神経線維腫の場合は両側のこともあります。
―手術が一般的ですが、小さな腫瘍では放射線治療も行われます。原因がわからずに片側だけ聞こえが悪い人は、一度精密検査を受けたほうがよいでしょう。

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 耳下腺炎

―耳の周りにある唾液腺の炎症です。いくつかの病気があり、それぞれ原因が異なります。子供に多いおたふくかぜはウィルス感染、大人では口腔内の細菌が管を逆行して耳下腺に感染を起こします。また、子供にはおたふくかぜと間違いやすい反復性耳下腺炎という病気もあります。
―おたふくかぜは時間差や左右差はあっても、両側が腫れます。発熱や痛みも同時にでてきます。細菌感染による耳下腺炎(化膿性耳下腺炎)は多くは一側性で、強い痛みを伴います。

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 顎関節症

―顎の関節の炎症で、関節がスムーズに動かない状態。虫歯があって不自然な噛みかたをしたり、もともと歯並びが悪く咬み合わせが悪い場合におこります。ストレス、疲労、肩こり、睡眠不足などが関係してくる場合もあります。
―咬むときに痛みがあり、コリッと音がすることがあります。
―消炎剤で治る場合もありますが、続くようなら歯科・口腔外科を受診してください。

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 耳帯状疱疹

―帯状疱疹ウイルスが顔面神経や聴神経に感染しておこる病気です。
―次の3つが主な症状です。1)顔面神経麻痺、2)耳介や外耳道に痛みを伴う水疱状の発疹ができる、3)難聴、耳鳴り、めまいが一緒におこる。以上、3つの症状が全部そろっている場合もありますが、1つ欠けることもあります。
―ステロイド剤、血管拡張剤、ビタミン剤などを用います。初期には抗ウイルス剤を使用することがあります。筋肉を鍛錬するためのマッサージも大切です。

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 このページに載っている病名

耳垢栓塞 外耳道異物 外耳炎 外耳道湿疹 外耳道真菌症
外耳道損傷 鼓膜損傷 耳管狭窄症 滲出性中耳炎 急性中耳炎
急性乳様突起炎 慢性中耳炎 真珠腫性中耳炎 内耳炎 耳硬化症
老人性難聴 騒音性難聴 急性音響外傷 急性感音性難聴 突発性難聴
聴神経腫瘍 耳下腺炎 顎関節症 耳帯状疱疹