天地紋

 
つき

竹取物語・天女の羽衣・十五夜の月見、またふるくは農耕生活上重要だった月読みなど、月と人間との関わりは広い。月紋はこれらの夢と信仰から使われていたと感がえらます。

半月
州浜すはま

州浜は、海に突き出た洲のある浜辺のことで、これを模したのが州浜台です。吉祥をもたらす紋。

丸に州浜

月星・星・曜

つきぼし・ほし・よう

古くは、日月星辰のすべてを信仰の対象としてきました。したがって、これらの紋を採用したのは信仰と神秘に対するあこがれです。月と星を組み見合わせた月星紋、十・九・七などの曜紋。三・四・五・六の星紋があります。

九曜

三つ星に一つ引き

丸に三つ星
丸に渡辺星
渡辺星

長門三つ星
六つ星
丸に七曜
割り九曜
浪・波なみ

古代人は、波はすべて水神のしわざと考えていました。荒れる波は神の怒りの象徴と映ったのです。しかし、波の美しい模様は絵師にも好まれ、絵巻物などに頻繁に描かれています。波紋は、特に武家間に替紋として使われていました。

松田浪
日・日足
ひ・ひあし

日出づる国とか日の本と称するのは、太陽神を中心にしていたからです。日紋は皇室紋でした。天皇は日月(じつげつ)紋が正式のご紋です。

六つ日足
山・山形

やまやまがた

山紋は、山の形を比較的リアルにデザインしたもので、山形紋は、幾何図形的にデザインしたものです。紋章に採用されたのは、不動の姿と神秘性を武士道に結び付けたのではと考えられます。

富士山形
雪・雪輪

ゆき・ゆきわ

水蒸気が結晶したもので、結晶は六方晶系とされるが、外観は多様です。紋形としては六角形と、古鏡に似た形の雪輪があります。

山谷雪

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